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CV:上田ゆう子


概要編集

漫画「チェンソーマン」に登場する「悪魔」の一体。「呪い」の悪魔である。

その名の通り複数の骨を組み合わせたような不気味な姿をしており、ヤギの頭骨のような頭部が2つある事が特徴になっている。また、能力発動前は女性の唇が出現してカウントする。

この唇とカウントは契約者本人にしか聞こえず、カース本体の姿も契約者にしか見えない。


早川アキが序盤から所有していた「刀」を介して契約していた悪魔であり、この刀は能力の関係から刀身が釘となっている専用武器である。アキの切り札で有事の際にはデンジ達を処分するにも有効とされていたためか、作中では一貫してデンジ達に刀の能力の詳細は説明されなかった。

ただし、下記する重い契約の代償からバディである姫野からは使用を禁じられていた。


日本の公安のデビルハンター以外にも、国外のデビルハンターとも契約している事から、どうやら公安が保有している悪魔ではなく、あくまで自主的に人間に協力しているフリーの悪魔のようである。


能力編集

能力の媒介となる「釘」となるものを対象に複数回刺す事で能力を発動。

この「釘」に関しては何でもよく、詳細は下記するが契約者によって使っている物は異なる。ちなみに媒介となる「釘」は契約者本人ではなく、他人が代わりに刺しても問題はないらしい。


釘を刺す度に唇がカウントしていき、3カウントで「0」をカウントした瞬間、相手は空中に磔にされて呪殺される。どんな相手であろうとも特定数釘を刺すだけで即死させられるという恐ろしい能力であり、しかも前述通りカース本体の声や姿は契約者にしか認識できないので、第三者には突然攻撃対象者が空中に浮いて死んだようにしか見えず、攻撃対象者も自分に何が起きたのか認識する事もできない。

釘を刺す回数に関しては、カウントは「3」から始まるので最大3~0までの4回対象を刺す必要がある。契約者の1人である早川アキは、刺す過程でカース自身の補助を受けたり、4回目を省略して能力を発動させたりしていたが、その分より下記する契約の代償が重くなるのだと思われる。


能力が強力な分払う代償も大きく、その内容は「寿命」であり、アキは序盤で使用した段階で寿命を「残り2年」まで減らされていた。さらにトーリカの師匠も登場時点で「残りの寿命は半年」だとされており、明言はされていないがこれもカース使用による代償だと推測される。

ただし、師匠が作中でカースを使用した際には、自力で釘を刺していたのと既に取れる程の寿命が残っていなかったためか、寿命ではなく指の感覚などの五感を取られていた(正確に何をどれだけ取られたかは明言されていないが、少なくとも視覚と味覚と聴覚は取られなかった模様)。


ちなみに残りの寿命については、カースに聞けば教えてくれる。


契約者編集

  • 早川アキサムライソードとの初戦にて初使用。直前に戦闘不能になった狐の悪魔の代わりに使用した。彼の場合は釘型の刀を対象に向けて「打て!」と叫ぶ事で、カースに指で刀を弾かせて対象に突き刺すという使い方をしており、作中ではその方法でサムライソードに食い下がって3回刀を突き刺したのだが、直後に刀を弾かれてしまったので4回目を省略して能力を発動させ、サムライソードを一度は殺す事に成功した。しかし、武器人間であるサムライソードはその後蘇生して復活した上に、この使用でアキは寿命を残り2年まで減らされた事から、公安から使用を禁じられて没収され、以降は別の悪魔との契約を余儀なくされた。

  • トーリカの師匠:デンジの心臓を狙って海外から弟子のトーリカと共に来日したデビルハンター。彼女の場合はごく普通の掌サイズの釘で、周囲の護衛やデンジ本人も気付かない程に一瞬で釘を3回刺すという離れ業を見せた。しかし、弟子のトーリカを試すためにあえてそれ以上刺すのは止めて、トドメの1回をトーリカに刺すように指示する。後にトーリカがデンジに刺した事で一度はデンジの殺害に成功した。しかし、師匠の真の目的は別にあり……

関連タグ編集

チェンソーマン 悪魔(チェンソーマン)

呪い  丑の刻参り

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