概要
『バットマン』の登場人物。
媒体によっては名称がカーマイン・ファルコーネとなっている。
人物像
ゴッサム・シティの暗黒街を支配するマフィアのボス。
他メディア展開
映画
演者はトム・ウィルキンソン、日本語吹替は稲葉実。
ゴッサムで不正や犯罪が蔓延する元凶とされており、政治家・判事・組合幹部といった権力者を買収する等、街を裏で牛耳っている。
序盤では自身に不利な情報を法廷で証言しようとしたジョー・チルを謀殺したり、買収に屈しないレイチェル・ドーズの始末を部下に命じたりと悪事を働いていたが、中盤ではバットマンことブルース・ウェインの活躍で逮捕された。
拘置所に収監された後も諦めきれずに精神病を装いながら精神科医のジョナサン・クレイン(スケアクロウ)を呼び出して彼を脅迫する形で自身の弁護と仲間入りを要求したものの、その時点で用済みと見なされ、幻覚ガスで廃人にされた挙げ句にアーカム精神病院に収容されてフェードアウト。
もっとも、スケアクロウの後ろ盾が目論む計画を考えれば、仮に捕まらなかったとしてもどのみちファルコーニに未来など無かったと思われる。
続編の『ダークナイト』ではサルバトーレ・マローニがファルコーニの後釜となっている事が語られている。
演者はジョン・タトゥーロ、日本語吹替は千葉繁。
原作と同様にゴッサムを裏で牛耳っている。
ブルースやセリーナ・カイルとは何らかの関わりがある模様。
本人は直接登場していないが、彼の息子アル・ファルコーニがバットマンとカーチェイスを繰り広げていた。
ドラマ
『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のスピンオフ。
マーク・ストロングが若い頃のファルコーネを演じる。