概要
『機動新世紀ガンダムX』のBlu-rayボックス付属の書下ろし漫画「NEXT PROLOGUE『あなたと、一緒なら』」に登場するガンダムXの改修機。
かつてガロード・ランが搭乗し、カリス・ノーティラスとの戦いで大破しガンダムXディバイダーとなったガンダムX1号機を再度改修したもの。
各地にある旧地球連邦の研究所に残っていたパーツを集めて再現しており、足りないところは新たな部品が使われている。
ジェネレーターの出力が以前よりアップし、全ての性能が30%程向上している他、飛行能力も更に上がっている。
主な武装は大型ビームソードやシールドバスターライフル、ブレストキャノン(資料に表記されている名称だがブレストバルカンの強化系なのかただの誤記なのかは不明)の他にディバイダー時代のビームマシンガンやハイパーバズーカも使用可能。供給元である月面発電基地がフロスト兄弟との最終決戦で破壊されており、後年作られる代替システムもまだないのでサテライトキャノンは使えないが、3号機がクロスレイズ参戦時に作者のときた洸一が公開した設定資料を見るに何らかの使用ギミックが考えられている模様。
ちなみに名前こそ「3号機」だが、実態は1号機の再改修モデルであり、前大戦で造られた3号機とは別物。
プレミアムバンダイ限定でMG版が発売。通常のMGGXのバリエーションモデルで、ショルダーバルカンといった付属品も同一。
第7次宇宙戦争時のガンダムX3号機
第7次宇宙戦争で使われていたガンダムXの3号機。識別番号GX-9900 NT-003
宇宙戦争終結後の消息は不明。輸送途中で破壊された、あるいはルチル・リリアントの機体で彼女が精神崩壊し「Lシステム」の生体ユニットとして組み込まれた後で破棄されたかのどちらかだという話もあるが、裏付けとなる情報はない。
外伝『UNDER THE MOONLIGHT』で登場した黒いGXは当初は3号機ではないかとも予想されたが、結局劇中や関連資料でも明かされることはなく、予備機や計画外の機体、追加製造されるなどガンダムが後付け設定で増えるのは珍しくないため不明なままである。