「神の名にかけてフェアな戦いをしようじゃねェか」
「返答はなしか 胸が痛むぜ」
プロフィール
概要
橙色のアフロをつけたおっさんの破面。ガンデンバインではない。
星マークのついたサングラス風の仮面をつけている。
彼も十刃落ちの一人であり、虚夜宮に侵入したチャドと交戦した。
当初はチャドを圧倒していたが、戦闘中にチャドの右腕が「巨人の右腕」に進化し、スピードも響転についていけるレベルに覚醒。それに対抗する形で帰刃するも、その攻撃すら進化後のチャドには全く通用しなくなっていたどころか更に左腕も「悪魔の左腕」に覚醒し、最後は「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」を受けて敗北。
皮肉にも戦闘というより、強制的にチャドの修行に付き合わされる形になってしまった。
戦闘後、第5十刃のノイトラ・ジルガの気配を感じチャドに逃げるように促すもチャドはノイトラに斬られてしまった。その後、意識を無くすが卯ノ花烈に治療された模様。
以降の出番は全くなし。
十刃落ちで唯一の生存者であると同時に、破面篇終了後に唯一再登場しなかったキャラとなってしまった。
帰刃
能力名は【龍拳】(ドラグラ)。
解放すると巨大なダンゴムシかアルマジロのような装甲が両腕から背中にかけて現れる。
龍の頭を模した両手から破壊エネルギーを放つ攻撃を行う。
解号を言うことなく解放したため解号は不明。それどころか帰刃名であるドラグラ(Dragra)に該当するスペイン語の単語が存在しないという点も彼の不遇さに拍車をかけている。
(モチーフであろう龍・ドラゴンはスペイン語でも「dragón」とほぼそのままなのでそれをもじって帰刃名にしたという説がある)
技
- 主よ我等を許し給え(ディオス・ルエゴ・ノス・ペルドーネ)
両手を組み、上記の文を詠唱しながら破壊エネルギーを放つ。虚閃とは別物らしい。
- 龍哮拳(リュヒル・デル・ドラゴン)
片手から龍の頭を形どった破壊エネルギーを放つ遠距離攻撃。
補足
原作者によると、彼が崇拝する神とは虚圏を元々治めていた第2十刃のバラガン・ルイゼンバーンのことで、彼の敗死後もそれは変わらず、藍染惣右介捕縛後はバラガンを崇拝する破面を集めて小さな国を作っているとのこと。
つまり、生き残った第3十刃のティア・ハリベルやネルたちとは別行動をとっていたため、作中には出てこなかった。
最終章・千年血戦篇では本編に出てこなかっただけで、恐らくルドボーン・チェルート同様、画面に映ってないところ(その小さな国?)でキルゲ・オピー率いる滅却師と戦闘していたと推測される。