概要
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する初のソ連海軍戦艦娘のガングート級1番艦『Гангут』と、日本海軍駆逐艦娘で暁型2番艦『響』の2段階改造後の姿であり、戦時賠償艦としてソ連に引き渡された後の姿である『Верный』とのコンビまたはカップリングを指す呼称。
2017年春季イベント『出撃!北東方面第五艦隊』で実装された、「艦これ」初の純ソ連艦の「ガングート」であるが、担当絵師が「やどかり氏」であり、その見た目が実装済みの駆逐艦娘で同じく戦後ソ連所属となった「ヴェールヌイ」と良く似ていたため、自然発生的に2名を一緒に描いたファンアートが投稿されるようになった。
又「ガングート」を改造した後に聴けるようになる時報中で、日本海軍流の時間の読み上げ方に慣れていない「ガングート」が「おかしいな…ちっこいのが、親切に読みを振ってくれたんだ。ほら、これだ。」と発言した事で「ちっこいの=戦後ソ連所属になった日本艦=ヴェールヌイ」といった図式が完成した。また「やどかり」氏より運営充てに送られた四周年記念のイラストにもハッキリと「ガングート」と「ヴェールヌイ(この場合制服がセーラー服なので未だ響だが)」が一緒に描かれ、更に2018年度の「艦これカレンダー」の10月を「ガングート」と「ヴェールヌイ」が担当している事も発表され、絵師的にも艦これ運営的にもこの2名の組み合わせが「公式」である示された。
なお、ちっこいの呼びしているがお花見でのボイスではヴェールヌイと言っている。また、公式4コマでは暁への配慮として響と呼ぶ一幕もあった。
傾向としては、一枚絵では年の離れた姉妹的な物が多く、漫画で表現されるパターンとしてはガングートの「時報」から日本での生活に不慣れなガングートの世話を焼いてあげているヴェールヌイといった描写が増えている。
一方で「社会主義国家」としての側面を前面に出したような物も見受けられるのも特徴の一つで、何故か純製ロシア・ソ連艦である「ガングート」よりも「ヴェールヌイ」の方が「社会主義」或は「共産主義」に傾倒してる物が見受けられるのも特徴。
なお、史実ではこの2艦は所属艦隊・行動海域共に異なる為、全く縁はない(ヴェールヌイが所属していたのは極東艦隊であるが、ガングートが太平洋に出てきた事はない)。
まだ空の魔王の方が縁があるレベルである。