ガーディアン・バオウ
がーでぃあんばおう
ガーディアンモンスターの闇属性枠を務める悪魔族の効果モンスター。
破邪の大剣-バオウを構えた禍々しい風貌の悪魔。闇属性の悪魔なのに対応する武器が「破邪の大剣」というちぐはぐなガーディアン。しかし関連書籍などによれば、その禍々しい姿は仮初のもので、実はなんと大剣そのものがこの悪魔の本体。手にした者の精神を蝕み、やがては堕落させ、最後には肉体までも丸ごと奪ってしまう非常に危険な存在。まさしく悪魔の武器である。「破邪」とは一体……?
「破邪の大剣-バオウ」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
戦闘で相手モンスターを破壊して墓地へ送る度に、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
戦闘で破壊したモンスターの効果を無効化でき、尚且つモンスターを戦闘破壊する度に際限なく攻撃力が上がっていくという非常にアグレッシブな能力を持つ。しかし、素の攻撃力がかなり低いという根本的な問題を抱えており、このモンスター1体で戦線を切り抜けるのは難しい。また、ガーディアンモンスターの宿命として、破邪の大剣-バオウが場に存在しないと裏側守備表示でしか召喚(セット)できない。しかも守備力は物足りない攻撃力をさらに下回る数値であり、下手をすればレベル1のモンスターにすら殴り倒されかねない。おまけに破邪の大剣-バオウは装備魔法のくせに発動には手札コストが必要。召喚のお膳立てさえ気軽には行えないというガーディアンモンスター屈指のクセの強さである。純粋なガーディアンデッキであっても扱いは相当難しい。
遊戯王GXでは覇王十代の側近の一人として登場。彼のみ覇王十代が敗れるまで一度もデュエルを行った描写が無く、おかげで覇王の敗北後まで生き残った。その後、偵察していた手下のダークファミリアからの伝言で自分の名を上げるために融合が使えなくて半ば抜け殻状態となってしまった十代にデュエルを挑み、グラビティ・ゲインで低レベルE・HEROの攻撃を封じてツインヘデッド・ビーストで畳み掛ける戦術を駆使したが、エッジマンの連続攻撃の前に敗北し、捨て台詞を吐いて消滅していった。
結果として覇王十代の側近は全滅となってしまった。
遊戯王ARC-Vではディアナが月の女戦士と共に月の守護者の融合素材としている。
このような用途があれば比較的楽に運用できるのだが…。