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キュゥろぱ

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きゅぅろぱ

アテナはいつもそうですよね。 地上の正義と平和を護るとか言いながら、一番頼れるはずの部下に出来もしない幼女殺しを命令しちゃうのですから。 明らかに人選ミスなのに、訳が分かりませんよ。

はじめに

魔法少女まどか☆マギカに登場するキュゥべえ聖闘士星矢Ω(第二期)に登場する二級パラサイト・エウロパを混ぜた物。

名付け親はJunkDalk 氏。姉妹キャラ(?)にメディべえがいる。

とにかく相手の心の隙を突くような言葉で油断させたり、味方内でも甘言を利用して危険なアイテムを使用させて自滅する様を楽しんだりと、ある意味真に憎むべき敵と言える存在である。(実際、まどかを何度も動揺・落胆させたり、光牙星矢にも挑発を繰り返している)

暁美ほむらの正体や小馬座(エクレウス)の昴の素性に関しても、いち早く看破しており、ほむらが全ての因果律を集中させたことを告げたり、昴から自主的に殴られる事で彼の中に葛藤と疑問を植え付けたりと、相手を出し抜いたり追い詰めるためなら手段を選ばない。

キュゥべえの場合、感情というモノが基本的に存在しないので、魔法少女として契約した末に魔女化した魔法少女たちに同情する事も憐れむ事すらも、そもそも無い。

一方エウロパの場合、元より聖闘士刻闘士の戦いを愉快犯的に盛り上げている意図が在り、聖闘士たちから予想外の抵抗を受けたミラーが本気を出そうとした際には、二度諌めている。(しかも嬉々とした表情で)

利用できるものは何でも利用

何かを集めているという点も共通。キュゥべえの場合、美樹さやかやそれまで多くの少女たちが絶望して魔女と化した際にエントロピー確保のため、絶望の感情エネルギーを回収している。

そしてエウロパも、パラス城・第一の道「アルフヘイム」の中庭にて散ったパラサイト四天王の一人、アイガイオンの遺した重爆雷斬刃の欠片を回収し、本来担っている主目的のために利用しようとする様子を見せている。

実はエウロパは、ミラーともども刻の神サターン(の正体)の側近的刻闘士であった。

余談だが

一輝と拳を交えたアイガイオンも、魔女化したさやかと対峙した杏子も、相手との共倒れを本望と思う台詞を述べている。尤も、杏子の場合はさやかへの情愛から、アイガイオンの場合は一輝の戦士としての生き様から、それぞれ心を打たれた訳で微妙な差違がある。

…しかし忘れてはいけない。一輝兄さんは、例え十万億土の彼方まで吹き飛ばそうが、星々が砕け散るほどの大爆発で弾き飛ばそうが、必ず生きて戻ってくる男であるという事を。

実際、アイガイオンが死の間際に一輝を時空の狭間から救い出していた事が96話にて判明する。アイガイオンさんがここに至って暗黒ドラゴンシャカシュラパンドラと同じ事をするとは…。

惨めな最後

キュゥべえの場合、劇場版ではこれまで魔法少女を食い物にしてきたしっぺ返しと言わんばかりに、魔王と化したほむらちゃんからボロ雑巾のようにエネルギーを搾り取られている。

一方、エウロパのネビュラストームを零距離から浴びて重傷を負い、それでもアテナパラスを殺そうとした所を、阿修羅の如き表情の一級ロリコンに迫られ、みっともなさ丸出しで命乞いをするも逆にそれがロリコンの怒りを買う羽目になってしまいそれまでの悪行三昧の報いを受けるかの如くギガンティック・プラネット・エンドで木端微塵に砕かれて消滅した。

それぞれどうもお疲れ様でした。…そういえばほむらちゃんもタイタンも黒髪だな…

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