「ジョッカー総帥はベルトの風車に風力を与えることによって無敵の超人キングジョッカー男に変身するのだ!!」
キンーグ、ジョッカー!
『とんねるずのみなさんのおかげです』の人気コント『仮面ノリダー』に登場する悪の組織・ジョッカーの総帥(推定年齢800歳)にしてラスボス。
ラッコ男を始め、他のジョッカー怪人同様に演じたのは石橋貴明。胸部にカラーダイマーが取り付けられている。
実はジョッカー総帥よりもキングジョッカーの方がまだマトモな姿だったりする。むしろ、ジョッカー総帥の姿の方がガーターベルト付きストッキングをはいてたりと変態じみている。
変身ポーズは仮面ライダー2号/一文字隼人のパロディだが効果音は仮面ライダーBLACKRXの物を使用している。
これまでの歴代ジョッカー怪人の数百倍の強さを誇っており、必殺技は”三位一体攻撃”(三人に分裂して攻撃)、”キングジョッカービーム”など。股間を光らせるアクションが特徴。
最終回で仮面ノリダー(木梨猛)が彼を道連れに宇宙に散ったかと思われていたが、続編『仮面ノリダーV2』で復活。うやむやのうちに猩々右近に成り代わって”ゲロジョッカー”の支配者になり、更に野望は……コーナー自体の短命により潰えた。
本家の首領よりしぶといキーーング、ジョッカー!
本家『仮面ライダー』におけるショッカー首領のポジションにあたる。しぶとさはショッカー首領同様だが、本家以上にやけに強敵なのがキングジョッカーなのである。仮面ノリダーV2では最後のゲロジョッカー怪人「帝京蜂男」に変貌し、なんとノリダーV2を倒してしまった程である。
しかし、その後基地に帰還させようとした猩々右近のお約束で自爆させられ、ゲロジョッカー諸共滅亡した。
余談
- 桃太郎電鉄の厄介者「キングボンビー」の「キ~~~~ング、ボンビー!」のセリフの元ネタである。
- 本編でのキングジョッカーのBGMは「パトレイバー劇場版第1作目」のものが流用されている。
- 完結編ではジョッカー基地の遺影の中で彼の写真も確認されている。
- 最終回でボロボロになって彼を宇宙まで連れて行ったノリダーだが、実際には*キングジョッカー男は彼の数百倍の強さを誇っており、うまく攻撃を利用してダメージを与えたとはいえ本来なら勝ち目のない相手だった(簡単に例えるのなら彼と彼ぐらいの差だろう)。
関連項目
ショッカー首領:本家『仮面ライダー』におけるラスボス。
アポロガイスト:全身が赤く、頭部に翼のような意匠がある。また、ライダーのように変身するタイプである。
ドードーマギア改:『仮面ライダーゼロワン』に登場する怪人。この怪人の進化態は頭部に鳥の意匠があり、赤をベースにしたカラーリングなど、キングジョッカー男の姿に見えなくもない……かもしれない。