キンシひょうしき
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きんしひょうしき
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC27巻収録「キンシひょうしき」。
小型の道路標識に似た外観であり、円形の標識の下に長方形の白板がついている。白板に禁止したい行為を記入して床や地面等に突き差すと、周囲でその行為を誰も行うことが出来なくなる。
例えば標識に「立入禁止」と書いて部屋に突き刺すと、誰もその部屋の中に入れなくなる。それだけでなく「たばこ」と書いて突き出せば、周囲の喫煙者はどれほどたばこを吸いたくても喫煙寸前で何故か吸う気にならなくなってしまい(そのためのび太のパパは家の屋根に登ってたばこを吸おうとしていた)、「でんわ」と書いて突き刺せばこちらの話し声が電話越しの相手に届かなくなってしまう。
効果を取り消すには、専用のペンチ(正式名称不明)を使用して標識を抜き取る必要がある。ただし水田わさび版アニメ「ダメダメ!キンシひょうしき」では、白板に書かれた文字が雨等で洗い流されて消えてしまった場合も効果が取り消される仕様になっていた。
また『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』では、ドラえもんがこの道具に「ドジ」や「まぬけ」等と記入して部屋に突き刺し、のび太を真面目な人間にしようとした。
標識の効果によりのび太は勉強熱心になったのだが、そのせいでドラえもんはのび太から全く頼られなくなってしまう。ドラえもんが困惑しながら「ねえ、何か僕に用はないの?」と聞いても、真剣に本を読むのび太から「ありません!」と言われてしまう結果になってしまった。
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