概要
ファミコンの横スクロールアクションゲーム『スーパーマリオブラザーズ』で発見された小ネタの一種。
やり方は簡単で、スーパーマリオ(ファイアマリオでも可能)の状態で地下ステージ等の天井裏に登ってコインの獲得数を示すアイコンに重なるだけ。
マリオの立ちポーズの股座に光るコインのアイコンがすっぽり収まってしまうため、金玉に見立てる人が続出した。
誰が言い出したかは不明だが、当時の攻略本にも「キンタマリオ」と表記されている。また、この状態でしゃがむと、点滅の表現と重なることで「ウンコマリオ」になる。
お下品。
『スーパーマリオコレクション』などのリメイク作品では、立ちポーズや画面表示が変更されてキンタマリオが出来なくなっていることが多い。
この小ネタは任天堂(とアルファドリーム)の耳にも入ったらしく、『マリオ&ルイージRPG』ではルイージの股間を叩いてコインを獲得する小技が仕込まれている。残念ながらマリオの股間を叩くことはできない。ちなみに、数多くの下ネタ(おっぱい村など)やコンプラネタが削除されたリメイク版の『マリオ&ルイージRPG1 DX』でもこの裏技は存在する。
ルイージの表情もちゃっかり変更が入っており、RPGでは痛そうな表情だったのに対し、DXでは何故か気持ち良さそうな表情に…それってもはやイ…おや、誰か来たようだ。
ただ、『スーパーマリオくん』第1話でこのネタをやった際は、次週のコロコロコミックで「任天堂のキャラクターに対して不適切な表現があったことをお詫びします」と謝罪コメントが掲載され、単行本では差し替えられたということもあった。
(これの前に敵キャラのクリボーが女装するネタが入っているが単行本ではクリボンに差し替え。ちなみに上記のキンタマリオネタは単行本ではコインでジャグリングするネタに)