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概要編集

アイヌに伝わるカジキエイ(かすべ)のような姿をした魔魚で、アイヌ語では濁音と半濁音は区別されないためクンツゥカプ、クントゥカプ、クンツカパプ、クントゥカパプ、クントゥカパㇷ゚などと表記されることもある。


この魚を捕えた者は不幸になるといわれ、破産したり不幸な死に方をすると恐れられていた。


さらにアイヌは大きなアカエイのこともクントゥカパプと呼ぶといい、角を持つ扁平な海魚であり、漁夫が最も恐れるものであると伝わる。


余談編集

カジキエイなどのエイの仲間は軟骨魚類であり、身に軟骨が多くて食べずらいばかりか排尿器官が未発達であるために肉にアンモニア臭があり、近代になり煮付けや揚げ物などの美味しい食べ方が普及するまでは外道として忌避されていた。


またアカエイなどの尾には太い毒トゲがあり、刺された者はアナフィラキシーショックで死亡する場合もあった。


かすべの由来は上記の特徴から「カスのような魚」であるといわれる。

関連タグ編集

アイヌ神話 北海道の妖怪 かすべ 怪魚

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