概要
メトロイドシリーズのサムス・アランが装着するパワードスーツの1つ。
効果は作品ごとに細かな差があるが、グラビティ(重力)の名の通り、水中や宇宙空間など重力の影響を受けなくなるというのが基本。
また、敵からの被ダメージをバリアスーツ以上に軽減し、溶岩のダメージも無効にする。
ただし、酸を防ぐことはできない。
カラーリングは、初登場の『スーパーメトロイド』のみピンクあるいは赤紫だったが、以降の作品では紫が基調となっている。
複数の作品にまたがって登場する汎用装備の中では最強スーツの立ち位置なのだが、その作品限定の特殊スーツがさらに上位に存在することはあり、またサムスのメインビジュアルがもっぱらバリアスーツ(もしくは初期装備)ということもあり、知名度という点では若干劣る。
『メトロイドゼロミッション』では未詳アイテム扱いであり、伝説のパワードスーツ装備前は取得しても使用することはできない。
『METROID Other M』では「グラビティ機能」となっており、変色はせず使用時に紫色のオーラが出るようになっている。
スタッフ曰く「真面目なムービーでサムスが紫色なのはおかしい(=サムスと言えばオレンジのバリアスーツ)」とのこと。また、これ以前の時系列にあたる『スーパーメトロイド』と『メトロイドプライム』ではカラーが異なる上、以降の時系列である『メトロイドフュージョン』の冒頭ではバリアスーツだったので整合性を取る意味合いもあると思われる。
『メトロイドフュージョン』では能力を失いフュージョンスーツになったサムスだが、後半で取り戻す。この時のカラーは紫ベースに青が入っている。『メトロイドドレッド』でもスーツの形状は変わっているが立ち位置は同じ。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
初代こと『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』からサムスのカラーバリエーションのひとつとしてグラビティスーツを模したカラーが登場。『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降は『スーパーメトロイド』と『メトロイドプライム』の両方のカラーが登場する(『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以前でも5Pカラーは『メトロイドプライム』のものにかなり近い)。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではフィギュア化もされたほか、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツでも登場している。