概要
『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた作品。
グリッドマンに手ごたえを感じたタカラが翌年の夏期に新番組として企画を立ち上げ検討していた作品。通称「GⅡ」
巨大ヒーローがサポートメカと合体してパワーアップする点は同じだが、今作では当時流行していたRPGを意識し、合体するアーマーはファンタジー色に大きく舵を切った。合体するメカもダイナドラゴンのような恐竜ではなく、ファンタジーな東洋竜風になる予定だった。
開発にゴッドゼノンとダイナドラゴンの玩具を手掛けた高谷元基と天野幹俊が続投し、アシストウェポンのデザインもされていた。
タカラとしては、間にブランクを挟んでもグリッドマンをシリーズ化したいという思惑があったのだが、当時放送局であるTBSの経営悪化に伴う再建中だった為、放送枠が確保できず志半ばにしてプロジェクトの中止が決定。『電脳警察サイバーコップ』から続いたタカラの特撮への挑戦はここでいったん途切れ、『魔弾戦記リュウケンドー』や『トミカヒーロー』で何度か復活したのちに、男児向け特撮からは完全撤退することとなった。