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概要編集

年齢:29歳(X)→30歳(GX)。

『F-ZERO X』から登場。

激しいダンスと迫力ある歌声で多くの客を魅了している歌姫。


幼少の頃からF-ZEROのファンであり、グランプリでは過去数回、開会式でオープニングソングを歌ったこともあった。スピード感溢れる激しいデッドヒートに魅せられ、いつしか自らレースに参加するようになる。同じ芸能人からレーサーに転身したジャック・レビンとは対照的に、ケイト自身は現在も歌手としての活動を続けている。サムライゴロー率いる宇宙盗賊団がアジトにしているレッドキャニオンで野外コンサートを開いていたこともあるようだ。


ボリューミーなアフロヘアーが特徴の黒人女性。上半身はオレンジのボディアーマーを身に付け、下半身は同色の(かなりキワドいラインの)ビキニパンツを履いている。本作の女性キャラクターは通常、タイツの上からボディアーマーとパンツを装着しているのだが、彼女だけはタイツを着用しておらず露出度が一番高い。


レーサーと歌手の活動を両立させた忙しい生活を送っており、常にスケジュールはカツカツであるようだが、そうした中でもファンへのサービス精神は怠らず、ミスター・ゼロサイン要求にも快く応じ、インタビューでは冗談を挟むこともある(例…優勝賞金を何に使うか→その賞金が入るだけの大きな財布を買う)など社交的な性格だが、歌手としてのパフォーマンス同様にスリル溢れるレースを好んでおり「レース事故を減らすためのルール改定案」には断固反対の意思を示している。


『GX』の専用EDでは、ファッションショーにて様々な衣装を纏って花道を歩いている…と思いきや、ケイトと一糸違わぬ容貌の複数人の女性たちが同じ画面に登場している(画面で確認できる限りでは6人かそれ以上いるとおもわれる)。ただのイメージ映像か、双生児なのか、はたまた顔がよく似た影武者なのか、詳細は不明。


搭乗マシン編集

マシン名スーパーピラニア(SUPER PIRANHA)重量1,010kg
エンジンOZ-P1×2製作チーム パワーボイス
性能評価ボディB/ブーストC/グリップBマシンナンバー12

ケイトが蓄えていた莫大な資産を投げ打って製作したマシンで、歌手から転向してきた彼女にも扱いやすく設計されている。最高速度は若干低いが軽量で、加速と旋回力が強い。GBA版『ファルコン伝説』および『CLIMAX』では加速後に速度が減りにくいため、グリップ力の高さも合わさって狭いコースでの高速走行を可能とする。

また、外の音を遮断し、コックピットで音楽を楽しめるよう設計されている。

ケイトにとっては夢を叶えてくれた大切なパートナー。


アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』でのケイト編集

CV:前田愛


第6話から登場。年齢は25歳。

ゲーム版同様レーサー 兼 人気歌手として活動しているが、迫力ある激しい歌とダンスを強調されていた前者とは打って変わり、しっとりとしたバラード系の楽曲を売りにしている。衣装も露出度が抑えられ、プロテクターの下にインナーを着用しており、ヘアバンドと裾がギザギザになっている。また、歌手としてステージに上る際には肩を露出した黄緑色のドレスとブローチ付きのヘアバンド姿に着替えている。高機動小隊の一員EADジョン・タナカ本部長は彼女の大ファンである。


一方で、非常に我侭で勝ち気な性格となっており、尚且つ、誰かに利用されることを極度に嫌う性分を持ち、マネージャーのゴードンや護衛任務を請け負った高機動小隊の面々にも冷たい態度をみせていた。こうした気質になってしまったのは、歌手として成功したことで周囲に自身の名声を利用しようと考える者ばかりが集まるようになってしまったためで、今では好きだった歌にも情熱を込められず業務的に歌うことしか出来ず、ついには「嫌い」だと漏らすようになっていた。


ダークミリオン」の怪人ゾーダからの「レースに優勝し、その賞金を譲渡する」という要求を拒絶したことから命を狙われることになり、ゴードンの決定でジョディ・サマーら高機動小隊に勝手に護衛されることになるが、機密事項を理由に部署を明かそうとしない彼女らに対して疑心を抱き、ダークミリオンの攻撃から守ってくれたEADを破壊してコアメモリーを強奪する。メモリーの解析の末にジョディたちが護衛の名目で自身をエサにゾーダを捕まえようとしていると看破し激昂、マシンに乗ってコンサート会場を飛び出してしまう。


ゾーダによって追い詰められるも、既のところでリュウたち高機動小隊が駆けつけ、EADは彼女を守り負傷してしまう。ロボットとはいえ、一度騙した自身のことを変わらず守ろうとしてくれるEADの姿にケイトは感じ入り、最後はマシンで特攻してきたゾーダのマシンで粉々に大破した彼に涙を流した。この一件以来、ケイトは心を入れ替え歌への情熱を再燃。同時にEADへの想いを込めて、彼が好きだと言ってくれた歌をステージで歌唱した。EADは新個体となりケイトとの想い出を失ってしまったが、TV越しに彼女の歌を聴き、変わらず「おいら、この曲好きだ」とつぶやいた。


15話では銀河連邦の一日署長を勤めたことが明らかになっており、自身のディナーショーに恩人であるリュウとEADを招待していたが、彼女の大ファンであるジョン・タナカのことは覚えていなかった。


21話のレディースレースではミセス・アローリサ・ブリリアントらと共にミスキラーの陰謀によって閉じ込められてしまうが、お互いに気に入っておらずレース前からバチバチだった。レース中もリサの操るパンツァーエメラルドとぶつかり合いになりマシンをクラッシュさせるも、報復にリサの海賊船「エクセレントオブクイーン」のミサイル攻撃を受けてコースから落下している。


ケイト役の前田愛は、AiM名義で今作のエンディングテーマ『Resolution』を担当している。


テーマソング編集


ムービー「Wild Super Model Kate Alen(ワイルドスーパーモデル ケイト・アレン)」編集


関連タグ編集

F-ZERO ファルコン伝説 パイロット 歌手


ホイットニー・ヒューストン:アニメ版の性格、エピソードは映画『ボディガード』におけるホイットニー演じるレイチェルのオマージュとおもわれる。

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