概要
conjureは主に「魔法」「まじない」を意味する。著者・訳者により表記は「カンジャラー」「コンジュアラー」とも。
「(術によって)何もない所から何かを取り出す」ニュアンスで使われる事もあり、ファンタジー作品などで「コンジャラー」という職業が召喚師として、また「コンジュア○○」といった魔法が召喚魔法として扱われる場合がしばしばある。
『ソード・ワールド2.0』におけるコンジャラー
魔法使い系技能。経験値テーブルA。漢字表記は『操霊術師』。
魔法生物・アンデッドを創造する魔法や、援護魔法などが主体。蘇生魔法もこの系統。
冒険者や為政者からは重宝されるものの、生死を扱う禁忌性・特殊性から世間的には怪しい魔法として恐れられ、忌避される事も多い。
防具に制限があり、魔法戦士でもない限りは基本的に後衛…のはずだが、プレイスタイルによっては前衛コンジャラーなるものも存在する模様。
ドラゴンクエストシリーズにおけるコンジャラー
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。神官衣をまとった、爬虫類人とも半魚人とも見える小柄な魔物。
攻撃力は低いが呪文耐性は高め。集団で現れてバギを唱えたり、テベロやホイミスライムを呼ぶ事も。
第一章「王宮の戦士たち」のボス「ピサロのてさき」や第二章「おてんば姫の冒険」の中ボス「カメレオンマン」の色違い。
さらに上位種に「カロン」が存在する。
カルドセプトシリーズにおけるコンジャラー
魔法使いの老人然とした姿の火属性クリーチャー。
ST・HPともに低いが「巻物強打」の能力を持つ。
自らの身を生贄に悪魔を呼び出すとされ
「任意の空き地にバ=アルを召喚し、自身は破壊される」
という強力な領地能力がある。