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概要編集

2024年6月発売の「monoマガジン」の企画「ゴジラ対monoマガジン」にて存在が明かされた幻の企画。

1994年当時、ゴジラシリーズのプロデューサーだった富山省吾キングギドラモスララドンメカゴジラと有名どころの怪獣を出し尽くしてしまい、新しい怪獣とゴジラが対決する映画を企画していた。

出すならやはり新怪獣がいいとして、当時人気を博していた猿回しの太郎・次郎兄弟にインスパイアされ、猿の怪獣として考えられたのが新怪獣キングゴクウであった。

実際にキングゴクウとなる猿は本物の猿を使用する案もあったようだ。


しかし製作が予定より長引いてしまったハリウッド版ゴジラがどのような話になるのか判明していなかった時期だったため、もしかしたら権利関係で何か起きるかもしれないとの危惧があったのと、内容が『キングコング対ゴジラ』に一部類似する点があるところ、猿の怪獣であるがゆえにキングコングの二番煎じと言われるのを避けたいと言う製作側の意向もあって、没になってしまった。

しかし「地球と宇宙を行き来するパノラミックな戦闘」「九州でゴジラとバトル」といったアイデアは第6作として製作された『ゴジラVSスペースゴジラ』に受け継がれることとなったのである。


あらすじ編集

猿の次郎は人間にその頭の良さを買われて国際宇宙プロジェクト「プロジェクト・ゴクウ」のパイロットに任命された。

次郎は無事に任務を遂行し地球に帰還するが、偶然宇宙から持ち帰った超パワーを持った石「ムーンストーン」を飲み込んでしまい怪獣化、キングゴクウとなってしまった。

そのころ、九州にゴジラが出現。キングゴクウこと次郎は仲間の猿たちと猿まわし劇場を守るためにゴジラと戦うことを決意する。一方、木星圏から地球に超怪獣カイザーギドラが接近していた。

カイザーギドラの接近を察知したゴジラとキングゴクウは協力して迎え撃ち、富士山麓での激しい戦いの末これを打ち破ったのだった。

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