くそ! 旧型のMSを追いかけるだけなのに、意識すればするほど遠のいていくようだ……!
概要
型式番号不明。
漫画『機動戦士ガンダムF91プリクエル』に登場。
宇宙世紀0120年代にサナリィが運用していたザクⅡ系列の改造機。機動性と推力の強化が図られており、背部にはプロペラントタンクと計13基のスラスターを備えた大型のバックパックを装着している。その他、胸部や脚部にもスラスターが増設されている。
ハイザックに類似する頭部、ザクⅡ改に類似する胴体、強行偵察型ザクに類する形で配置された胸部スラスターなど、複数のザク系モビルスーツ(MS)の特徴が各部に入り混じっており、改造元の機種の判別は困難となっている。
宇宙世紀0123年にはサナリィ所属のクラップ級巡洋艦「ラフィン・ブル」にアイザックとともに配備されており、F91ヴァイタルの稼働実験の際に標的機として用いられた。
F91側のテストパイロットによる自機の機体性能の理解が不十分だったとはいえ、実験に参加した2機のF91の追尾を振り切る性能を見せている。
なお、サナリィ・ザクという名称は「作品の制作過程上の仮のもの」とされている。