概要
「幻の動物とその生息地」には、発売初期である1920年代から長らくその生態についてMACUSAの意向で未掲載だったが、2017年発売の改訂53版において再掲載された。
英名 | Thunderbird |
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原住地 | アメリカ大陸 |
分類 | 動物 |
危険度 | XXXX(専門知識が必要) |
外見
鷲(魔法界でいうとヒッポグリフ)のような顔を持った巨大な鳥類。複数の羽を持ち、羽ばたいた際に下記のような現象を起こすと羽毛がさまざまな色合いの黄金や電気的な青、灰色、銀など、カラフルに色を変える。
生態
アメリカのアリゾナ州の乾燥地帯が生息地。種族としては不死鳥に近いとされている。強力な魔力を持った複数の羽を有しており、彼らが羽ばたくだけでその上空は雲に覆われて雷雨を発生させ、嵐を巻き起こす。さらに危険をいち早く認知する力も有している。
その他
アメリカでは4人の杖職人の1人がサンダーバードの尾羽を芯に使った杖を製作しており、その杖は非常に強力な先制攻撃呪文を放つ。
北米の魔法魔術学校であるイルヴァーモーニーは4つの寮の内の一つにこの動物の名がちなんでつけられており、魔法使いや魔女の「魂」を象徴、「冒険家」を好むとされている。ファンタビシリーズの登場人物で同学校出身の魔女ティナ・ゴールドスタインはサンダーバード寮出身。
活躍
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅で、主人公ニュートのトランクに保護されている個体が登場。
フランク
6枚の羽を持つ個体。エジプトで密売業者に捕えられて密輸されそうになっていた所を、旅の途中だったニュートによって助け出された(その名残で彼の足には手枷の傷の痕が残っている)。恩人であるニュートには懐いているが、ニュート曰く「人見知り」らしい。