概要
セガが1982年1月に発売したアーケードゲーム。池上通信機との共同開発。
クォータービューのシューティングゲームである(当時クォータービューという言葉は存在しなかった)。
最新鋭の宇宙戦闘機を駆って敵基地に侵入し、最深部の司令ロボットを破壊する事がプレイヤーの目的。
一応は2Dシューティングに分類されるが、立体感のあるグラフィックや挙動によって思わず3Dと錯覚してしまうような没入感と迫力を備えており、日本のみならず海外でも大ヒットした。
家庭用への移植
日本国内外で人気を博したザクソンは、1982年にコレコビジョンへ移植され、翌1983年にAtari5200へ移植された。
だが、セガの自社ゲーム機・SG-1000に移植されたのは発売から3年後の1985年2月だった。
理由は定かでは無いが、一説ではコレコ社等の海外ゲームメーカーに家庭用ゲーム化の権利を与えていたために、セガは自社ハードに移植できずにいたともいわれている。
ザクソン3D
1987年11月7日に発売された、セガマークⅢ版のザクソン。
立体視システム・3-Dグラスに対応した最初のソフトである。
1982年にセガが発売した立体視のアーケードゲーム『サブロック3D』で培われた技術が投入されている。
ちなみに同年発売のファミコン3Dシステムを接続しても問題無く動作する。
クォータービューではなく、真正面向きの3Dシューティングになっている。
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