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「私がキミを守る。その体質のせいでどんな事件やトラブルに巻き込まれようと、私がこの身を挺して君を守ってあげる。だから、君、私の助手になってよ。


CV:宮下早紀



プロフィール編集

本名不明
年齢不明
国籍不明
誕生日4月2日
好きなもの紅茶
苦手なもの早起き
趣味昼寝、助手をからかうこと
職業名探偵
武器マスケット銃
信条依頼人の利益を守ること
備考普段から脳を酷使しているため人より3(2?) 大欲求が強めらしい

概要編集

本作のキーパーソン。名探偵を自称する白髪の美少女。シエスタという名前はコードネームであり、本名・年齢・国籍ともに不明である。

またマスケット銃で武装しており、敵組織の人造人間・こうもりの目的を見抜いたうえで戦い、特注の銃弾で彼の耳の触手をマスター(シエスタ)に逆らえないようにしている。戦闘能力は作中ではかなりの強さを誇っている。


物語開始時点(アニメでは2話)で故人であり、彼女を中心に物語が進んでいく様になっている。


謎の多い人物だが物語が進むにつれて、君塚の昔話やシエスタに関わりのあった人物によって、彼女について明らかになっていく。


上空1万メートルを飛ぶ旅客機で巻き込まれ体質の少年・君塚君彦と出会い、彼を助手とし、世界の敵と戦うため3年もの間、行動をともにしていた。依頼人の利益を守ることを信条としており(ここでいう依頼人とはこの世界のシエスタ以外の人間のこと)、そのためなら自分の命すらも惜しまない。夏凪渚には、自身の心臓を与え文字通り命を賭して夏凪渚の学校に通いたいという依頼を叶えた。そのため夏凪の心臓はもともと、シエスタのものであるので、原作小説1巻ラスト・TVアニメでは12話において一時的に夏凪渚の体を借りてシエスタの人格が表出していた。


君彦にはかなり心を許していたらしく彼が他の異性に優しくしたら不機嫌になったりしていた。また「個人的にかなり気に入っていたようだ」とのちに認めたシーンもある。


普段は完全無欠、冷静沈着、史上最強の名探偵だがお酒が入ると支離滅裂な発言を繰り広げさらには、君塚と一緒のベッドで寝てしまうほど普段とはかけ離れた状態になる。そのため、君塚には飲酒を禁じられている。また、君塚と一緒のベッドで寝てしまったことは本人にとって相当な黒歴史らしく、とあるクスリを君塚に使って忘れさせようとしたり、そのことに触れられることをかなり嫌がっている様子である。


シャーロット・有坂・アンダーソンとは君塚よりも前に出会っており大切な存在に違いはないが、仲間というくくりに入れずに一線を引くことでシエスタの無茶には巻き込ませないようにしていた。

また本人曰く、

私にはシャルの十倍の武力が。そして助手の百倍の頭脳がある。」とのこと。

(※助手:君塚君彦 ※シャル:シャーロット・有坂・アンダーソン)



君塚君彦との出会いと3年にも及ぶ冒険譚編集

君塚君彦のページを参照




ネタバレ注意編集

ここからはネタバレを含みます。まだ見ていない方は先に原作小説・TVアニメ・漫画等を見ることをお勧めします。
















シエスタの死の真相編集

SPESにとらわれた仲間を救出するため、シエスタ・君塚君彦・シャルの3人でSPESが当時実効支配していた島に乗り込む。そこでシエスタは単独行動をとり、カメレオンと出会う。その後、君塚がやってくるとシエスタは倒れていた。君塚はシエスタを蘇生するため心臓マッサージを行い、その後人工呼吸をしようとすると……

「君がここに来ることは想定してなかったんだけどな」

と言って、シエスタは突然起き上がった。シエスタ曰く、心臓を止めて死んだふりをすることでカメレオンとの戦いを回避したとのこと。しかし、その後やってきたヘルとの戦闘になる。ヘルとの戦闘中にベテルギウスが襲来、そしてシエスタに致命傷を負わせ殺してしまう。ヘルも同様にベテルギウスにより大けがを負い心臓にもダメージを負う。そこでヘルはシエスタの心臓を奪い、それを自身の心臓と取り換えた。その一部始終を見ていた君塚は怒りに身を任せシエスタへの思いを叫びながらヘルに殴りかかろうとするが、殴りかかる寸刻、

「愛の告白は非常にありがたいけど、その愛する人間の顔に傷をつけるつもり?」

なんとシエスタはヘルの身体の中で生きていた

シエスタはこの現象を、

「実は、私の心臓はちょっと特別製でね?例えば私は、自分の意識をこの心臓に宿すことで、こうして他人の身体の中で自我を保ち続けることができる」

と説明した。そしてシエスタはアリシアが言っていた「学校に通いたい」という依頼を叶えるためにこのような行動をとったのだった。

そしてシエスタは君塚に対して、

―いい?

 ―私は君を忘れない!

 ―たとえ意識を凶悪な敵に奪われても、君のことだけは忘れない!

 ―もしかすると、時間はかかるかもしれない!

 ―一週間か!

 ―一か月か!

 ―一年か!

 ―長い時間はかかるかもしれない!

 ―それでも必ず!

 ―もう一度この身体は君に会いに行く!

 ―絶対に、絶対に!

と宣言した。

そしてさらにアリシアに「夏凪渚」という名前を与えて探偵シエスタの最後の仕事は終わったのだった。




ここからはTVアニメ「探偵はもう、死んでいる。」のシーズン1では語られていない、原作小説(3~10巻)のネタバレも含みます。アニメしか見ていないという方は注意してください。まだ読んでない方はそちらを読んでから読むことをお勧めします。


ここからは原作小説3巻の内容を含みます。

















シエスタの過去編集

夏凪渚と出会い、3人の作戦が失敗したのち、シエスタは夏凪渚とアリシア、施設の秘密などの記憶を失う。しかし、シエスタは何のための戦いか、だれが敵かという記憶を失っても己に課した使命だけは忘れずに心臓に力を宿す「種」を奪って島から逃走。この《種》のおかげで心臓を一時的に止めたり、心臓の持ち主が変わってもシエスタの人格を出すことができたりするようだ。その後、数々の組織から命を狙われるも、すべて回避し《名探偵》となる。













さらなるネタバレ編集

ここからは原作小説4巻の内容を含みます。












シエスタの死の真の結末編集

4巻において、《巫女》ミア=ウィットロックによって1年前のシエスタの死のさらなる事実が明かされる。

もともと《聖典》には《名探偵》と《SPES》の戦いは《名探偵》が敗北し、シードはヘルを器にするという内容が書かれていた。しかし、シエスタが君塚と出会ったことをきっかけに未来は少しずつ変わり始めた。しかし、それでもヘルとの相打ちになるだけでシエスタが死ぬという未来は覆せなかった。そんな状況下でシエスタは《名探偵》として最後の賭けに出た。それは、シードに、シードはヘルを器にするという偽の未来が描かれた《聖典》を流した上で、シードを油断させて、ヘルと相打ちになることによってシードの器を同時に失わせるというものだった。これが1年前あの島で起きた出来事の真の結末だった。



ネタバレ2編集

ここからは原作小説5巻の内容を含みます。


















シエスタの復活編集

シードとの戦いの中で夏凪は死亡し、斎川はさらわれ、シャルは重体、そんな状況に絶望していた君塚であったが、夏凪の決死の賭けによってシエスタは復活し、君塚の家に行く。しかし、君塚はシエスタが生き返ったもののあまり喜べなかった。そして自分が生き返った真相を探るべく、シエスタと君塚は《巫女》ミア=ウィットロックのもとを訪れる。そこで、夏凪渚がシエスタに心臓を返すことでシエスタが生き返ったことを知る。






君塚との最初で最後の大喧嘩編集

シードとの戦いののちスティーブン・ブルーフィールドと会い、連邦会議に出席するために君塚と渡米したものの、ある夜、突然君塚の前から姿を消す。その理由は、シードの《種》は諸刃の剣でありシエスタは完全な種の適合者ではなかったために、いつかは《種》に身体をむしばまれ、怪物に堕ちてしまうとシエスタは知っていたからである。そんなことも知らずに君塚はシエスタを生き返らせてしまった。シエスタもそれをうれしく思いつつも君塚やほかの大切な人を守るために自分で死ぬことを選んだのだった。しかし、君塚はそれを止めようとする。

俺はお前を止める

君に私は止められない

こうして探偵と助手の最初で最後の大喧嘩が始まった。

その結末は…



君塚は目覚めた夏凪、斎川、シャル、ノーチェスそしてスティーブンの力を借りてシエスタを一時的に眠らせることに成功した。君塚らはシエスタの心臓の《種》は眠っているときは成長が止まるという性質があることを見抜き一時的に眠らせたのだった。こうしてシエスタは再び眠りについた。





ネタバレ3編集

ここからは原作小説7巻の内容を含みます。















あの大喧嘩から2年後、シエスタは目覚めており夏凪が探偵、君塚が助手、そしてシエスタは白銀探偵事務所の所長となり3人で幸せな生活を送っていた。君塚たちは《大災厄》を乗り越え、新たな《世界の危機》が起こらない平和な日常を手にしていた。そんなある日、《聖還の儀》という平和を象徴した式典で人類の記憶に異変が生じていることが判明する。そこで3人は過去の検証を始める。








ネタバレ4編集

ここからは原作小説8~10巻の内容を含みます。




















シエスタが眠りについた後、君塚はシエスタを眠りから覚ますためドラクマから

完全に同じ遺伝子を持つ人工心臓を作り出し移植すればいい

という助言を受ける。そして、シエスタの主治医であったスティーブンは、一度はそうしようと考えたこと、そしてノーチェスにそれを一時的に止められたことを述べる。ノーチェスが止めたのはシエスタの意識は今も心臓にあり記憶や意思を心臓に託していると考えられるため、その心臓を移植するとなればシエスタの記憶や人格が失われる可能性があるからとのことだった。君塚らはスティーブンに心臓移植を行うか決定しろと言われる。そして、途中、スカーレットにシエスタを攫われるなどハプニングはあったもののシエスタを奪還し、心臓移植をすることに決めたのだった。その後スティーブンによって手術は成功したが、しばらくは眠らせておくことになった。


その後、シエスタがどのように目覚めたかは、現在は不明。











余談編集

作者である二語十氏によると、当初は夏凪渚をメインヒロインにする予定であり、彼女の明確なキャラクター像や明確な死因も固まっていなかった。しかし、編集者のアドバイスでシエスタをメインヒロインに据えることになり、シエスタを追いかけるストーリーへとなった。



関連タグ編集

探偵はもう、死んでいる。 探偵 白髪 ショートヘア マスケット銃


鳶一折紙カップやきそば現象。こちらは共通点が多く存在される。

千斗いすず…マスケット銃の使い手つながり。スタイルの良さも共通するが、この人は脳筋。*

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探偵はもう、死んでいる。 たんていはもうしんでいる

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