作品本編のネタバレ注意!!
概要
ジェイコブ・コワルスキーとクイニー・ゴールドスタインの男女カップリング。
非魔法族(ノー・マジ/マグル)の男性と魔法族で開心術の能力(心を読む)がある女性の異文化カップリングでもある。
非魔法族ではあるが、人見知りの気があるニュート・スキャマンダーを理解し、友人同士になるくらいお人好しであるジェイコブはゴールドスタイン家にニュートと共に泊まることになる。
そこで初めてクイニーと出会い、「心は読むのはやめて」とは言いつつも、邪険にすることはなく次第に打ち解けて会話するようになる。
姉と比べると温和な性格なクイニーは、次第に魔法界に深く関わってしまったジェイコブを巻き込みたくないと思いつつも、「自分たちは仲間」といってくれた彼に信頼を寄せ、最終的に彼から魔法界の記憶を消さなくてはならないときにはひどく悲しみ、記憶の消去を彼自身が決意して消去の魔法がかかった雨に打たれにいった彼に別れのキスをした。
数か月後に無事に夢であったベーカリーを開店させたジェイコブは、とある日に不思議な女性客と出会う。それは勿論、彼自身は忘れてはいるものの、数か月前に不思議な冒険を共にしたクイニーであった。
余談(ネタバレ要素あり)
Pottermoreにて2014年の第427回クィディッチワールドカップについて日刊預言者新聞のスポーツ欄を担うようになったジニー・ウィーズリーの記事が掲載された。
その中に、クェンティン・コワルスキーというアメリカ代表のチェイサーの名前が登場する。
コワルスキーという姓と、クイニーと語感の似たクェンティンという名前からジェイコブとクイニーの子孫という可能性を帯びている。
また作中のアメリカではラパポート法により魔法族がノー・マジ/マグルと結婚したり友人になることが禁止されていたものの、1965年に廃止されているため二人の愛の成就の可能性について期待が持てる。