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概要編集

ファンタジー小説『ハリー・ポッター』に登場するキャラクターのハリー・ポッターハーマイオニー・グレンジャーのカップリングの作品に付けられるタグである。


ハリー・ポッターと賢者の石編集

ホグワーツ特急でネビルのカエルを探すのを手伝っていたハーマイオニーと初めて出会う。

当初は優しく面倒見が良いながらも真面目過ぎるハーマイオニーとは気が合わなかったものの、トロール事件でハーマイオニーをロンと共に助けた事で仲良くなり友人となった。

賢者の石を守る戦いでは、一人立ち向かおうとするハリーに対してハーマイオニーは抱き締めハリーはドギマギする感情を抱いた。


ハリー・ポッターと秘密の部屋編集

秘密の部屋の怪物について心当たりがあったハーマイオニーだが、確証を得る為に図書館で調べていた最中に怪物に襲われて石になってしまう。

ハリーはその事に酷くショックを受け、見舞いに行った時に「君がいなきゃ…今こそ君が必要なんだ」と手を握って言った。

その時、ハーマイオニーが握っていた本の切れ端に気づき、それが問題解決への大きな手掛かりとなる。


映画版では、事件が解決して石化状態から解けたハーマイオニーと抱き締めあって喜びを分かち合った。


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人編集

シリウス・ブラックを連続殺人犯だと思い、ハリーを狙ってると思っていたにもかかわらずハーマイオニーは、ハリーを背にやって庇い「ハリーを殺すなら私からにして!!」とシリウスに立ち向かった。


その後、シリウス・ブラックの真実を知ったハーマイオニーとハリーは無実を訴えるものの聞き入れてくれず、ダンブルドアに暗に促される形で逆転時計を使ってハーマイオニーとハリーは二人きりで過去に遡りバックビークとシリウスの救出に成功する。


映画版では二人が手を繋いで走る場面があったり、身を隠したり守る為とはいえ、かなり距離が近い演出が追加されていた。


ハリー・ポッターと炎のゴブレット編集

ハリーは意図せず代表選手に選ばれてしまい、ロンにすら「ハリーが不正を働いたのでは無いか?」と思われハリーが学園中から孤立してる中でハーマイオニーは唯一人ずっと味方として寄り添った。


試合の練習にも付き合い続け、第一の課題ではドラゴンと戦うハリーを心配のあまり抱き締める等、ハリーとハーマイオニーは友人と呼ぶにはいささか距離が近すぎる行動をしていた。

後輩のコリン・クリービー「ハリーはハーマイオニーと常に一緒にいる」と発言しており、その事が原因でリータ・スキーターによって「ハリーとハーマイオニーは付き合っている」という熱愛記事を書かれてる事となる。


ハーマイオニーに思いを寄せるビクトール・クラムもハリーに対して「君はハーマイオニーと付き合っているのではないか?」とライバル意識を向けており、客観的に二人がどれだけ距離が近いのかが分かる。


ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団編集

ヴォルデモートが復活したにもかかわらず、何の情報もくれなかったと怒り八つ当たりするハリーに「そうよね、ハリーの言う通りよ」と共感を示し、落ち着くまで寄り添った。

学校内で「ハリーは嘘つきだ」という噂が蔓延してる中でも友情を貫き、ダンブルドア軍団の発足に尽力している。

ハリーが付き合っているチョウ・チャンからハーマイオニーとの仲を邪推されている事に悩んでた際にも相談に乗って女心を教え「私の事はブスとでも呼べばいいのよ」と言った時には「君をブスなんて思った事はない」とハリーはキッパリ伝えた。


その後、チョウの友人であるマリエッタが密告した為、ハーマイオニーが作成した契約書の呪いによってニキビだらけになった際にチョウは「ハーマイオニーはやりすぎよ」と批判したがハリーはハーマイオニー「素敵なアイデア」を全面擁護した為、チョウはハーマイオニーとハリーが付き合ってると勘違いし、それもあって二人は別れる事となった。


ハリー・ポッターと謎のプリンス編集

ロンとの恋愛が上手く行かず、情緒不安定となり泣く事が増えたハーマイオニーをハリーが慰める事が多くなっていた。


またスラグパーティーが開催された時にハリーは「フラれた者同士でハーマイオニー…君と一緒にパーティーに行くのだと思っていた」と、ハーマイオニーにパートナーが出来てた為に一緒にパーティーにいけないことをハリーは残念がっていた。


中盤では紆余曲折あって「半純血のプリンスは男か女か?」という議論でハーマイオニーが「貴方は女性が賢くないと思ってるから、プリンスが男性だと思ってるんじゃないの?」という問いに対してハリーは「君と出会ってて女性が賢くないなんて思う訳がないだろ」と吐露してハーマイオニーの知性の高さを称賛していた。


映画版では物陰に二人で寄り添い合うように座り、ロンにの事で泣いているハーマイオニーがハリーに縋り付き、ハリーが慰めている場面は恋人のそれにしか見えず、目撃したラベンダー・ブラウンとロンは二人が付き合っているのではないかと邪推した。

また、ダンブルドアも気になっていたらしく「君とハーマイオニーは付き合っているのか?」とハリーに聞いていた(ハリーは勿論否定した)りと、周囲からは二人の仲は恋人かそれに近しい仲であると半ば公認されている描写が目立つ。


ハリー・ポッターと死の秘宝編集

命の危険がある分霊箱探しの旅にでるハリーに付いていくと決意し、ハーマイオニーは両親の記憶を消す覚悟を見せた。


旅の途中でロンが分霊箱から悪い影響を受けた事や、ハリーとハーマイオニーがアイコンタクトをしたり二人だけの世界(ロン視点)に入る事に嫉妬したロンは一時的に離脱してしまうものの、ハーマイオニーはハリーといることを選択する。


映画版ではロンの離脱後、ハリーとハーマイオニーがラジオから流れる音楽に合わせて手と手を取り合って一緒にダンスを踊るシーンが追加され「え、この二人が結ばれるの!?」と視聴者をドギマギさせた。

また、ロンが分霊箱を破壊した時にはロンが恐れる物おしてハリーとハーマイオニーが濃厚にキスしてるシーンが流れた。

因みにこのシーンでハリー役のダニエルは「エマのキスはまるで獣のようだった」と語っている。



最終的にはハリーとハーマイオニーはお互いに別のパートナーと結ばれ、本人たちは結ばれなかったものの、大人になってからもよき親友として、頼れる大事な仲間としての関係は続いている。


実際の二人の関係編集

公式でロンハー ハリジニと確定するまでは結構な人気があったCP。


上記の通り、ハリーとハーマイオニーは作中で一度も深刻な喧嘩をしておらず、二人で行動することも多く、男女としてはかなり距離も近かった。

そのため、周囲から恋仲やそれに準ずる関係だと思われることも多々あったほか、ロンも本心では二人の関係についてかなり気を揉んでいた事が明かされており、それが一時的な仲違いに繋がってしまう。


しかし、実際には二人の関係は「同性同士の近しい友人」であり、お互いを異性として一切意識した事がない故に異性としての照れや遠慮が無かった為に客観的に見れば恋人でなければ説明がつかない程に距離が近い関係となっていた。


また、ハリー自身はハーマイオニーを「姉か妹のような存在」だと考えており、そういった感情を抱いた事は一度もなかった。

しかし、ロンとハーマイオニーの関係の変化や、二人が結ばれれば自分は「邪魔者」になってしまうと恐れて危惧する気持ちが強く、それ故にハーマイオニーとロンが両想いと分かっていながらいまいち協力的になれなかった理由であり、そのことが「ハリーとハーマイオニーは恋人ではないか?」という勘違いをされる原因にもなっていた。


後にハリーはハーマイオニーと距離が近すぎた事でロンの嫉妬を煽ってしまい、彼を傷つけた事を反省して謝罪し、ロンも二人の関係の誤解を解いて和解している。


公式カップリングが確定するまで読者からは「結局、ハーマイオニーはハリーとロンのどっちを愛してるの?」という質問が多々あり、それに対して作者は「作中内でハッキリ描写している筈だが、考えたい人の為に答えないでおく」と答えていた。


関連イラスト編集

偽造ポッター


関連タグ編集

ハリポタ ハリー・ポッター ハーマイオニー・グレンジャー 男女CP幼馴染み

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