生態
学名:Plinia cauliflora
原産地:南米
白い花を幹に直接咲かせ、果実を実らせる。このように、幹に花を咲かせ果実を実らせる性質を幹生果と呼び、科は違うが、クワ科のジャックフルーツもこのタイプである。
果実は直径3 - 4cmで1 - 4個の種子を含む。濃紫色のやや厚い果皮を持ち、果肉は白色ないしは薄い桃色である。
果実の色合いや見た目、及び幹生果の性質から、キブドウ(木葡萄)という別名がある。
利用
果実は糖度16~20度で甘酸っぱく、ブドウやライチ、ブルーベリーを合わせたような風味であるという。
生食することもできるが、生の果実は日持ちしないため、ジュースやワイン、ピューレに加工される。
関連タグ
グアバ……こちらもフトモモ科の果樹。