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人物像

名門・オフショー家の出身であり、地球連邦軍教導団(後のニューディサイズ)に所属する軍人。

階級は少尉。乗機はゼク・アインゼク・ツヴァイ


元々軍属に就いたのは“政界入りの泊付けの一環”でいたが、事あるごとに感じる家の影響下にある現状を嫌い、自発的に教導団に転属する。

まだ弱冠22歳の青年将校ながら、実力者揃いの教導団でMS隊の隊長に抜擢される等、MS操縦技術や軍人としての資質は確かな物を見せる。

しかし、一方でスポーツと戦争を混同視していたり、人の意見に素直に流され自身の意見を持っていなかったりと、精神的には未熟な面も多い。

それ故に、後述するようにエアーズ市における訓練もままならない少年兵が参戦する現状に疑問に思い、最終的に彼等を敢えて戦闘不能に追い込み降伏させるなどの良識の持ち主。


劇中での活躍

宇宙世紀0087年、シャア・アズナブルの演説を皮切りに親スペースノイドに転じた地球連邦に不審を抱いた教導団青年将校達は、小惑星ペズンを武力にて占拠。反乱組織ニューディサイズを結成し連邦政府に反旗を翻した。

教導団に所属していたジョッシュもこれに従い、同組織に身を投じる。


当初はその鍛え抜かれた才を素人集団であるα任務部隊、引いては主人公リョウ・ルーツに見せつけ精神的優位に立つが、元々戦力で劣るニューディサイズは次第に連邦軍に追い詰められていく。

その過程でジュッシュ自身は “素人に負ける状況” にプライドを傷付けられ、また自身が思い描いていた「理想の戦争」と、少年兵まで戦場に駆り出す「戦争の現実」とのギャップに戸惑い疲弊していく。


それでも月面都市エアーズ市の攻防戦では、指揮官ブレイブ・コッドを喪い敗色濃厚の中にありながら、10機以上ものMSを単独で戦闘不能に追いやる獅子奮迅の働きを見せるが、直後に起こったアクシズ軍の横やりによって負傷、視神経にダメージを負ってしまう。

辛くもエアーズ市からの脱出には成功したジュッシュであったが、自身の寄る辺が瓦解していく事態に動揺を隠せず、次第に情緒不安定状態に陥っていく。


その後、視神経のダメージを理由に戦線を外されるも、宇宙ステーション・ペンタでの作戦中にゼク・ツヴァイのパイロットと入れ替わり同作戦に参加。衛星軌道上でリョウらが駆るSガンダムと交戦するが、覚醒したALICEには抗し切れず、挙げ句には信頼していた上官トッシュ・クレイから突き放されたと思える発言を受け、半ば自暴自棄の中で最後は大気圏に突き飛ばされ燃え尽きた。


トッシュやALICEからはその本質が「子供」であると見抜かれ、自身も死に際に「母の手を逃れ大人になりたかっただけだった」本心を自覚し涙する。


備考

紅顔の美青年と設定されている、早熟の戦士である、名前がオフショー=offshore=沖を指す等からモデルは沖田総司と思われる。

尚、他のニューディサイズの構成員も全て新撰組から取られている(そもそもニューディサイズの名自体も新撰組のもじり)。

また製作者によれば作中の実質の主人公はリョウではなく、彼(とALICE)であるとしている。


余談

作者から「書いててイヤになる位よく分かんない人間」と評されるルーツだが、劇中の言動を比較すると理解に苦しむのは、むしろオフショーの方が多かったりする

上記の通り、戦争とスポーツの区別がついていない節に加え、理想と現実のギャップを感じる度に何かと現実逃避に走る様が特に顕著である。


また、オフショーは “家族=無条件に甘えられる、頼って良い存在” がいながら自分から離れていく、自分から孤独の道に進むもいざそうなるや「孤独は嫌だ」と吐露する、それでいながら自分から本心を曝さずに “他者に自分の心情を察して貰いたい” とする等々、実はルーツと真逆のポジション(=ルーツは家族を早く亡くし嫌が応にも独り立ちせざるを得なかった、メチャクチャな言動から賛否両論あるものの、常に自分の本心を晒している為、理解者には篤い信頼を得易いetc……)に就いている。


結局の所、オフショーの本質は「子供」と同時に幼い承認欲求矛盾まみれの独り善がりであると推測される。


関連タグ

ガンダムセンチネル ニューディサイズ


リディ・マーセナス:後に現れたほぼ同類の後輩。こちらも政治家の家柄に生まれながら、親の影響力を疎んで軍に入隊する、ガンダムに搭乗する主人公を目の敵にするなど、オフショーに似たポジションを歩んだが、人間関係に恵まれたために最後まで生存した。


ゾルタン・アッカネン:こちらも似たり寄ったりな言動を見せる同類で、リディと同じ主人公によってプライドを悉く踏みにじられてしまう。


グエル・ジェターク機動戦士ガンダム水星の魔女に登場するキャラクター。ヒロインの登場によりプライドを踏みにじられた……に止まらず、事故ではあるが実父を殺害してしまう、テロリストの捕虜になる、誤解から腹違いの弟と死闘を演じる等々、壮絶極まりない事態へ追いやられた。しかし、これらの経験により事実上ヒーローのポジションとなった。

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