「お前らは永遠の存在じゃないンだよ」
「お前が救った人間も、お前の仲間も…いずれ死ぬ」
「斬ってみろ…〈黄金騎士〉ィ!!!!」
演:井上正大
概要
TVシリーズ第5期『牙狼〈GARO〉~GOLDSTORM翔』で初登場したホラー。
スピンオフ作品『神ノ牙 -JINGA-』では彼に酷似した容姿の青年、「御影神牙」が主役を務めている。
下記に記すが、髪の色が銀であるため人間時代の本人というわけではないようだが…
伝説の魔城「ラダン」の復活を目論み暗躍する青年。元は魔戒騎士であったが、闇に堕ちてホラーとなってしまった。ホラーの身でありながら黒鞘の魔戒剣を操り、剣術と蹴り技を主体とした体術を駆使し、黄金騎士ガロである道外流牙と、獣身騎士ギガの称号を持つ秋月ダイゴ、名のある称号を持つ2人の騎士を同時に相手をしても軽くあしらう程の実力を誇る(ちなみに中の人はガチにテコンドーの有段者である)。
人間態は銀髪の青年。
ホラー態「神牙」は第一期に登場した魔獣装甲コダマを思わせる、騎士に近い姿をしている。
巨神ジンガ
『P牙狼 GOLD IMPACT』で披露したパチンコ限定の強化形態。
ガロ・ゴールドストームと同様に巨大化した姿であるが、ガロ・ゴールドストームが牙狼をそのまま巨大化させた形態であるのに対し、巨神ジンガは左右非対称でクリーチャー寄りの禍々しいフォルムとなっている等、外見も変化している。
彼の過去
彼はかつて「神の牙」と呼ばれる程の魔戒騎士であり、とある任務で魔戒法師のアミリと出会い、煽り煽られの紆余曲折の末に想いを通わせた(魔戒烈伝より)。
その後、結婚したアミリと一人息子・ユウトと共に放浪の旅を続けていたが……ガルドとハルナの故郷の村を訪れた際に悲劇が起こる。
ホラーから逃れるために行われていた生贄の儀式を止めたジンガとアミリは、ユウトを一人残し、村を救うためにホラーへと挑んだ。
激戦の末にホラーを倒した二人。だが、村人は二人のことを信じていなかった……。
村へと戻って来た二人が見たのは、生贄として殺されたユウトの姿だった。
その仕打ちに絶望したジンガは哀しみ怒り、アミリとともに村人を惨殺し始める。そして騒ぎに駆け付けた魔戒法師モユルをも返り討ちにするが、彼の捨て身の術を受け遂に倒れる。
だが、それでも二人は死んではおらず、その身に陰我が流れ込んだ事でホラーと化し、暗躍を始めるのだった。
なお、上記の魔戒烈伝登場時には彼の髪は黒髪であり
どうもホラー化した際に銀髪に変化した模様。
…そのため御影神牙は魔戒騎士である以上、銀髪の時点で彼本人ではないはずなのだが…。
関連タグ
GOLDSTORM翔 神ノ牙(KAMINOKIBA・JINGA)
金城滔星:前作における黒幕。
- 門矢士:中の人が同じ特撮キャラであるが、こちらは一応ヒーローである(なお、上映会の挨拶では「ここがGAROの世界か…」と中の人ネタをかましてくれた)。ディケイド関連のとある小説で本作のキャラのことが言及される。
- カブキ(仮面ライダー響鬼):二次小説では彼同様、愛する人を迫害で殺されたことがきっかけで悪の道に進んでしまった特撮の悪役。
ネタバレ
KAMINOKIBAのエンディング後、ジンガはホラーの始祖であるメシアに戦いを挑んでいる。
戦いの内容はいまだ不明であるが、結果的にジンガが敗北し悠久の時を超えてとある世界の魔戒騎士の家系…御影家の長男に転生、御影神牙としてホラーを討滅することとなる。
…もっとも魔導輪の声が前世の嫁と一緒だったり、
ホラーと化した父親を弟の前で斬る羽目になったり、
本編前の予告動画で前世の自分らしき影が鏡越しに語りかけてきたりと、
前世のように闇に堕ちそうなフラグが多々ある模様。
そしてそれは最悪の形で実現してしまった…。