概要
リゲル帝国の将軍。出身は不明で、記憶喪失の状態(Echoesのあるイベントではとある人物のことだけは覚えていた事が仄めかされている)で重傷を負い、漂着していたところを皇帝ルドルフに保護され「ジーク」の名を与えられた。ルドルフの命を受けたティータに介抱され、やがて恋仲となる。(Echoesではティータに偶然拾われ保護された後、ルドルフと出会っている)
ソフィア王国との戦争には反対していたが、ドーマ教団の妖術師・ヌイババと結託したリゲル帝国の将軍・ジェロームによってティータを人質にとられ、強制的にアルム達と敵対することになってしまう。
先にヌイババを倒してティータを救い彼女を仲間に(Echoesでは話を聞くだけでも良い)していれば、戦闘開始と同時にイベントが発生し、一部のユニットと共に友軍になってくれる。そのまま彼が生存した状態でマップをクリアすると、「リゲルの村」で仲間にすることが出来るようになり、村人から感謝される。逆に倒してしまうと罵詈雑言を浴びせられる羽目になってしまう。ティータのフラグを立てる前に一度でも「リゲル平野」に入ってしまうと仲間にならないので、彼を仲間にしたいなら「ヌイババ館」を先に攻略しよう。
戦闘後、アルムから協力を要請されるも、「父のように慕うルドルフを裏切ることはできない」と最初は協力を拒む。しかし、アルムの腕にある痣を見て、ルドルフから「腕に十字の痣を持つ者に全てを捧げよ」と言付かっていたことを思い出し、ルドルフの意思に従ってアルム達の仲間に加わる。
クラスは騎馬系の最上級職である「Gナイト」。
レベルアップの機会は少ないが、能力は経歴を反映した「幸運」を除いて全体的に高く、成長率も悪くないので即戦力として活躍できる。
ちなみに、とある理由から彼に槍のひとつ「グラディウス」を持たせるプレイヤーも多かったとか。リメイク版では重くなってしまった(重さ5)ので、使うなら「速さ」を補強すると良い。
その後、戦いの中で過去の記憶を取り戻したものの、その内容が悲惨だったのか多くを語ろうとはしなかった。後に彼は再び名を変え別の戦地に赴くことになるのだが、それはまた別の話である。
ヒーローズ
失いし過去 ジーク
「私の名はジーク。
本当の名ではないが...
私には記憶がないのだ。」
属性 | 青 |
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武器 | 槍 |
タイプ | 騎馬 |
武器 | 聖槍グラディウス(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 攻撃守備の機先4 |
B | 攻撃守備の凪3 |
C | 守備魔防の脅嚇 |
2021年6月に新英雄として登場。これで名前の違う同一人物三人が同じ場に揃う事になった。
登場時の「想いを集めて」では、そんな「失った過去の記憶そのもの」の過去の自分と、近い未来の自分とがまさに勢揃いし、この三人が槍を交えることになる。
あの二人のステータスを比べると攻撃守備魔防は上がったのだが得意の速さはなんと超激減の15。これは武器効果込みでラインハルトや伝承リーフをも下回る数値で全騎馬でワースト1位。
専用武器の『聖槍グラディウス』は、元のグラディウスにある遠距離反撃に加えて、HPが25%以上なら絶対追撃する効果で錬成が追加されたばかりのグラディウスとは運用が若干異なるものになる。
機先と脅嚇によって攻撃守備魔防を強化し、追撃を含めて圧倒する戦い方ができる。
しかし騎馬特攻に超鈍足、見切り・追撃効果と弱点だらけ。Aスキルも条件付きなので成立していないとあまり発揮しないので嫌なら構え系に変えるのもあり。
後付けされすぎた男
オリジナル作品としては暗黒竜と光の剣、外伝、紋章の謎と名前を変えて3回登場したが、それぞれの作品間で再登場するに際しては前作の流れからは少し無理がある後付け設定をされての登場となっており、エピローグから推測される流れが何度か変わっている。
その遥か後に3作品ともリメイク作品が出た際に、その辺の設定を改めて整理された複雑なキャラである。
・暗黒竜と光の剣発売時:決戦となるMAP上には確かに海はあるものの、主戦場からかなり離れており海に転落するとは考えにくく、死亡が確定していたと思われる。そのため、この時点での歴史の流れは「ハーディンはアカネイアの復興に尽くし、何年も後になってからニーナ自身に請われて結婚し、名君として末永く国を治めた」と考えられる。
・外伝発売時点:この時点では上記の通りニーナはハーディンと幸せな結婚をしたため、負け犬であるカミュにアカネイアに帰る理由はなく、記憶喪失していることにしてバレンシアに定住したと考えられる。
・紋章の謎発売後:「戦いの後、彼は何も告げずに去っていった・・・」となっており、外伝をプレイしていればティータのもとに帰ったのだろうと推測は可能だったが、本当に帰ったのかは確定はできなかった
それから時は流れて21年、外伝のリメイクであるファイアーエムブレムEchoesにおいて、自身のエピローグでは「ティータと共に生きたという」という一節が、ティータのエピローグに「ときに離れることもあったが 彼が帰るのはいつも彼女のもとであったという」と追記されたことで、アカネイアに行った後にきちんと帰ってきたことが確定し、ようやく正確なエピローグが判明することとなった。
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ジークフリート(グラブル):中の人が同じジークつながりの人物。