「肝に銘じろ。もはや地上は人類の味方ではない。」
概要
ピルグリムのパイオニアに所属するニケ。
名前の由来は、他のパイオニアのニケと同様に、古典童話のヒロインから採られている。元ネタは童話のタイトル名であり、そのヒロインの名前でもある『白雪姫』。武器名の「セブンスドワーフ」は『白雪姫』に登場する7人の小人が由来。
スノーホワイトの名の通り、白髪(はくはつ)であり、髪型はセミロングヘアー。金眼持ちであり、その眼は鈍い点灯を繰り返す。
自身の所持している重火器「セブンスドワーフ」は、通常のニケの腕であろうと発射時の衝撃で負担がかかる事から両腕を義手化している。
「セブンスドワーフ」は「7=ALL」をコンセプトに、7種類の武装であらゆる状況に対応できる開発された武装セットで、現在は4種類しか作動しない。
側面に貼り付けられた2つのQRコードは読み取り可能で、右は「30mmガウス砲」左は「武器交換ケース」と言う意味が刻まれている。
白いマントは防寒着であり発熱機能がある。アンテナの付いた黒いゴーグルを額に付けており、シーンによって下方に展開して顔全体を覆う。
また、白いマントの下に着ているインナーには、エリシオンのロゴマークがあることがモデル解析から判明しているため、元々はエリシオン製のニケと思われる。
一見、ぶっきらぼうに感じるが、仲間をとても大切にしており、義理堅い性格。そのため、底意地が悪い者は絶対に許さない。過酷な戦場を生き抜いたためか、食い意地は人一倍である。
1周年イベントRED ASHにて腹ペコキャラは思考転換以前からだったことが明確になる。
(詳しくはスノーホワイト:イノセントデイズの記事を参照)
ゴッデスの武器は彼女が製作した事が判明しており、「名工」の異名を持つ。しかし、思考転換を幾度か繰り返したせいか、製作した幾つかの武器の所在は記憶から忘れられている模様。また、以前の様に十全な設備を使用出来ないため、現在は自分の武器も満足に整備出来ていない。
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 火力型 |
コード | 鉄甲 |
武器 | アサルトライフル |
バースト段階 | Ⅲ |
パラメータ
HP | 583,734(Lv.200) |
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攻撃 | 25,554(Lv.200) |
防御 | 4,146(Lv.200) |
スキルの攻撃方法が多彩であり、複数の武器を使い分けて戦う。
スキル2「セブンスドワーフ:Ⅴ&Ⅵ」は攻撃範囲内にいるラプチャーへ全体攻撃を行う。
そしてバーストスキル「セブンスドワーフ:Ⅰ」は、武器を対艦ライフルにチェンジし、超強力なチャージショットを1発放つ。しかも追加効果に「貫通特化」があるため、弾丸の軌道上に複数の敵や破壊部位が重なっていれば、同時にダメージを与えられる。
味方の攻撃力を上げるバフを持つニケと組ませると、彼女のスキル特性をより伸ばせることが可能となる。
瞬間火力が高く、ボス戦向きと言えるので運良く彼女を手に入れたら使用して見て欲しい。
関連動画
キャラクターPV - スノーホワイト「巡礼者」
コスチュームをご紹介 - ホワイトナイト
関連イラスト
関連タグ
勝利の女神:NIKKE ニケ ピルグリム 白髪 金眼 友情 食いしん坊
以下、ネタバレ注意
過去
数十年前の第一次ラプチャー侵攻の最初期に編成されたニケ部隊「ゴッデス」の生き残りの1人。
他の生き残りにラプンツェルと紅蓮、リーダー代行だったドロシーがいる。
また、第1期のニケは、当時培養による脳髄を製造する施設を整える時間が無く、人間の脳髄を移植していた事から、他のニケ同様かつて人間だった事が明かされ、ラプチャー侵攻の際に瀕死の重傷を負い、生き存える唯一の手段としてニケになった事が語られている。
ハーフアニバーサリーイベント「OVER ZONE」では、ゴッデス部隊のリーダーだったリリーバイス少佐の戦死に衝撃を受け、脳の過負荷によって思考転換を引き起こし、現在の性格になったことが明らかになっている。しかも過去の記憶は全て残っているため、紅蓮に「あそこまで効率的に思考転換したケースは初めて見た」と言わしめている。
アークガーディアン作戦時は、ラプチャーによって侵食された量産型ニケを「処分」する役割を担っていた。そのことについて精神的に疲弊した紅蓮から「頭に穴を開ける役目」と皮肉を言われたが、ドロシーから咎められている。
過去のラプチャー襲撃の教訓から、異常なほどに監視所の警戒にこだわっていた。そのため、ゴッデス部隊のリーダー代行をやむなく務めることになったドロシーが、部隊を上手く統率出来ずに悩んでいる様子を察せなかった。
しかし、ピナの意見を聞き入れたドロシーから「手伝ってください」と言葉をかけられたことをきっかけに、彼女に協力するようになる。その結果、ドロシーを幾度の窮地から救うことになった。
アークガーディアン作戦終了後はアーク側の裏切りに遭い、ゴッデス部隊は地上へ置き去りにされるが、それでもスノーホワイトは人類のために地上奪還を目指し、ラプチャーのボスであるクイーン討伐を決意した。
その際に、アークへの復讐を口にしたドロシーに対し、自身の感情を交えて強く嗜めたが、結局は彼女の憎しみを解くことが出来なかった。
部隊離散から50年もの年月を経てドロシーを探索した末に再会するも、もうお互いに相容れない道を歩んでいることを察して別れるのだった。
同イベントのミニゲーム「WHITE MEMORY」では主人公となり、選択肢を選んで監視所の外を探索するサウンドノベルとなっている。
このミニゲームでは思考転換を起こす前のスノーホワイトの過去も描写されている。かつては隊員に対して敬語で話しており、食べるためとはいえ生き物を殺すことに対して罪悪感を抱く、繊細な性格だったことが分かる。
現在
アークガーディアン作戦から数十年が経った現在も人間の地上奪還を使命としており、クイーン討伐のために地上でラプチャーを倒し続けている。
だが、クイーンの手がかりを見つけられずにいたため、人間の言語を理解できるラプチャー「トーカティブ」を有力な手掛かりとして追跡していた。
現在では脳の劣化で記憶総量が減り続け、脳の過負荷を起こし易くなっているため、思考転換を幾度と繰り返して既に過去の記憶を多く失っている。そのため、月に一度のパイオニアメンバーの集会の情報交換で、失われた記憶を補完している様子。
スノーホワイトなどの初期のニケは、脳に栄養を与えるためにカロリー摂取、すなわち食事をとる必要がある。それゆえ生きるために、ネズミ、何かの幼虫、クモなど、通常の人間が口にしないであろうものを「食糧」としている。なんなら、腐った缶詰の中身すらエネルギー源として食べる。
過去幾度の戦闘で損傷してもまともに整備を受けられなかったため、ラプチャーの部品を分解して損傷箇所を補っている。既に身体の3割ほどがラプチャーの部品で構成されており、「この調子だと怪物の相手をするための怪物になってしまうかも」と自虐している。
前哨基地で武器の整備を行うため、グリップを探していた時には新品のグリップより少し、使いこんだグリップを求めていた。これは彼女が武器が手になじむ物に拘るからで、武器庫を管理しているウンファも、その拘りに共感し手になじむグリップを探すのに協力した。
また、マシン関連はいまだに好きなのかシュガーのバイク「ブラックタイフーン」に興味を示し、カッコいいと賞賛した。
紅蓮の伝聞以外ではアークの事情を知らない。ゆえにアークに行きたいとも思わない。
ただし、指揮官が在住する前哨基地には来るが、お腹を空かして行き倒れになっていることも。そのため、メインチャプターではシリアスなのに突発イベントなどではギャグキャラになっている事もしばしばある。
地上では通信状態の悪い場所にいることが多いため、指揮官のメッセンジャーへの返信が遅く、その返信内容も長文で送ってくる。なお地上では一定周期で同じ場所を通ることが、アンリミテッド部隊の研究所で把握されている。
関連人物
リリーバイス
ゴッデス部隊の先代リーダー。かなりの美貌を持っていた人類初のニケ。
スノーホワイトは他の隊員の誰よりも強い尊敬の念と好意を彼女に感じており、彼女を「お姉ちゃん」と呼んで本当の姉のように慕っていたほどである。
それだけに彼女の戦死はスノーホワイトにとって大きなショックであり、到底受け入れられるものではなかった。そのため思考転換を起こしてしまう。
しかし、紆余曲折を経てようやく心の整理がつき、彼女の棺に赴き、棺を開けて彼女の顔を見て初めて「別れ」を告げたのだった。
だが、ゴッデスが離散する際に再び彼女の棺を訪れるも、棺は暴かれ彼女の頭はラプチャーに持ち去られていた。
「たえ消が頭のんゃち姉お」
スノーホワイトは、ラプチャーを倒して人類を地上へ奪還させること、そして奪われた「お姉ちゃんの頭」をラプチャーから取り戻すことを目標として地上を彷徨うことを決意する。
ラプチャーの手先であるヘレティックのニケ。
ずっと追跡していたトーカティブにダメージを与えて追い詰めるが、彼女に介入され一度取り逃がす。その後、両者と再戦するも、彼女の圧倒的な力によって徹底的に痛めつけられてしまう。そこへカウンターズが到着し、共闘してモダニアとトーカティブを撃退。
日を改め、アークでヘレティック捕獲作戦が発動された際に、姿を現してトーカティブを足止めする役割を担う。モダニアはカウンターズとの激戦の末に元の人格「マリアン」に戻ったが、スノーホワイトがトーカティブに止めを刺し損ねて逃してしまい、モダニア(マリアン)は頭部をトーカティブに噛まれて侵食を受けてしまった。
作戦終了後、モダニアはアークへ連れて行かれ、すぐに脳の洗浄を受けて侵食を食い止めることに成功。代わりに一切の記憶を無くしたが、指揮官とカウンターズ隊員の教育により新たな人格と知能を身に付けた。だが、ニケとラプチャーの中間的存在というモダニアの存在は重大な研究材料の対象となり、ありとあらゆる勢力から狙われる身となってしまい、やむなく指揮官はスノーホワイトにモダニアを地上で預かってもらうことを懇願。スノーホワイトもまた、トーカティブを取り逃してモダニア(マリアン)を侵食させてしまった責任を感じていたため、「パイオニア」の一員として彼女を引き取る。
ちなみにモダニアが下着を服の上から穿く癖に戸惑っている様子。
限定イベント「First Affection」では、彼女に対して昆虫食を教えていることが発覚している。