概要
物と物をカードに挟んで隠す事ができる能力を持つ。花都が常に持ち歩いているトランプを使用する。カードの隙間から携帯電話を出現させたり、カードと床の間に椅子を隠すなどの芸当を見せており、エニグマやD4Cを彷彿とさせる。
詳細は初登場以降長らく不明だったが、107話にてスタンド像とスタンド名が判明。
見た目は肩が厳つい人型タイプで、表面にはトランプの模様が並ぶ。顔にはドミノのような模様が目の代わりについており、薄ら笑いを浮かべている口が一つだけとかなり不気味。
前述の通り、ただ物を隠すことしかできない能力ではあるものの、「カードで挟むだけ」という発動条件の容易さからかなり応用が効き、実際に作中でも常秀への奇襲や、刑務所への携帯電話の持ち込み、相手を地面に押さえつけるのにも使われている。
また、『隠す』対象はどんなものでも構わないようで、椅子の脚やロカカカの鉢植え、人体の一部、果てには人間を一人丸ごと『隠す』描写もあった。
余談
いまいち使いづらいスタンドが多い「ジョジョリオン」の中でも飛び抜けて利便性が高く、ペイズリー・パークと並んで最も便利なスタンドの1つ。
スタンド名の元ネタは、イギリスのロックバンド「ディープ・パープル」の楽曲「Space Truckin'」にちなむと思われる。
こちらは「Truking」のgが省略されており、収録アルバムの日本盤でも「スペース・トラッキン」という曲名で表記されているため、スタンド名の「スペース・トラッキング」と区別が可能である。