曖昧さ回避
レイアースのセフィーロ
概要
1988年に初代A31型が登場。
井上陽水出演のCMで「みなさん、お元気ですか」や「くうねるあそぶ」のキャッチフレーズが有名となった。
購入者が注文時にカラーリング、内装の色と生地、AT・MTの選択だけでなく、エンジンやサスペンションなど細かい部分まで自由に組み合わせできるセミオーダーメイド方式「セフィーロ・コーディネーション」も特徴的であった。
その組み合わせパターンは実に810通りもあった。
94年に2代目A32型が登場。
97年には派生車としてステーションワゴンのセフィーロワゴン(WA32型)が発売され、こちらはセダン終了後の2000年まで生産販売された。
98年に3代目A33型が登場。
2003年まで生産販売され、ローレルとの統合と後継車種ティアナの登場によって15年の歴史を終えた。
ちなみに初代A31型はデビュー間もない頃に刑事ドラマ「あぶない刑事」で仲村トオル演じる町田透刑事が乗る覆面パトカー「港306号」として登場し、その後実際の警察でも覆面パトカーとして採用されたという逸話がある。
2代目も、刑事ドラマ「はみだし刑事情熱系」で柴田恭兵演じる高見兵吾刑事が乗る覆面パトカーとして登場している。
海外モデルについて
初代モデルの海外名はローレルアルティマとして販売していた。主に南米向けに販売されていた。
海外ではA34セフィーロが存在した。主に台湾や中東に販売していた。
また欧州、中東名ではマキシマとして販売していた。
インフィニティブランドではI30またはI35として販売していた。
2003年に香港、ラテンアメリカ、シンガポールなどにも販売されベースは初代ティアナだった。