概要
混沌界域の古代都市「シアーテ」から来た、15歳の少女。混沌界域に向かったディミトリエ・ヴァトラーから、箱詰めにされた仮死状態で絃神島の暁古城宅へ送られてきた。
人物像
容姿端麗である一方、高圧的で辛辣な言葉を吐き、相手に感謝をしていてもそれを素直に表現できない。
日本語を話すことはできないが、ニーナ・アデラードが作成したイヤリングに翻訳魔術を施すことで古城たちと会話している。
劇中の活躍
邪神ザザラマギウの“花嫁”として神殿にて獣人の神官に守られていたが、ザザラマギウの軍事利用を企むCSAに狙われたところをヴァトラーに助けられたことから、彼を「ヴァトラー様」と敬愛している。“花嫁”とはザザラマギウが発現するための憑代である一方、発現する前に鎮めるために殺されることによって先延ばしをするための生贄である。そのため、生への執着を無くそうとする神官の呪術により、徐々に記憶を奪われていた。
混沌界域での内乱が解決したあとは 帰国して第三真祖:ジャーダ・ククルカン付きの女官となっていたが、彼女の手で人工島管理公社に預けられ、真祖大戦では自身の能力で龍脈を制御して古城のサポートを行う。
余談
彼女が初登場する原作第10巻はアニメ化の際にカットされており、メディアミックス作品には登場しない。