概要
デッキビルドパックヴァリアント・スマッシャーズで登場するテーマ。「絆の力で起動する鋼鉄の騎士」というようにシンクロ召喚を軸とする。
V・HEROの本来のコンセプトと同じく、モンスターを永続罠扱いで魔法罠ゾーンに置く効果が特徴で、そこから自分のモンスターに耐性を付与したり、自分・相手ターン問わず展開していく事ができる。
動き自体は「モンスターを並べてシンクロ召喚を行う」というベーシックなものだが、デッキから永続罠化→特殊召喚という挙動をとる効果が灰流うららに引っかからなかったり、相手ターンの特殊召喚とフィールド魔法の効果の組み合わせによる「相手ターンのシンクロ召喚」が基本の行動パターンとして組み込まれているなどの特徴がある。
いわゆるソリティアと呼ばれるような大量展開は行わないので、1ターンの総特殊召喚回数は少なめ。
性質上メインとなるのはレベル12のシンクロモンスターかつ、赤き竜を用いて重い素材のシンクロモンスターも採用されやすいため、超大型シンクロモンスターが並ぶ豪快な盤面になることもしばしば。
属するモンスターはレベルが4の倍数である以外の共通点はなく、カード名もマギストスと同じく様々な当て字にルビが振られている。
現在のところ、メインデッキに入る人型モンスターは「〇騎士」、ロボット型モンスターは「〇騎兵」、シンクロモンスターは「騎士皇」という命名法則がある。
主に扱うレベルのシンクロモンスターは最大レベルの12であることと、フィールド魔法の効果によって相手ターンのシンクロ召喚も狙える事から、少々抜け穴はあるもののテーマの様々なカードから赤き竜経由で相手ターン琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティが狙えるデッキとして注目され、登場直後から大会環境に顔を出していた。
(ちなみにセンチュリオンの登場時期は赤き竜の数ヵ月後と非常に近く、意図されたデザインの可能性は高いと思われる)
カラミティ禁止によって大きく弱体化を受けた後は代わりとなる新規が出続けている。
騎士皇プリメラ・プリムスの実装で展開力が大きく強化され、1枚初動からコズミック・ブレイザー・ドラゴンを2体作れるようになっている。
スタンドアップ・センチュリオン!のそのまんま過ぎるガイナ立ちなど、明らかにその系列のロボットアニメを意識してたようなカードイラストが多いのも特徴。
カードテキスト
メインデッキのモンスター
このカード名の(1)(X)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有効果)
このターン、自分は「(同名カード)」を特殊召喚できない。
(X):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。