「誰だか知らんが良い顔してるな坊主。帽子が様になるのは一人前の証拠だ。」
演:吉川晃司
概要
『MOVIE大戦2010』のエンディングに登場した人物。
戦いを終え門矢士にスカルのライダーカードを譲渡された翔太郎達の前にスカルに変身した状態で、ディエンド用カメンライドカードの完成に合わせてオーロラカーテンから現れる。
帽子を取り、スカルのマスクを解除したその顔は鳴海荘吉と瓜二つであった。
翔太郎と亜希子はその顔に驚きを隠せずにいたが、フィリップは彼が別の世界の鳴海荘吉だと察しており、『仮面ライダーディケイド』におけるリ・イマジネーション・スカルである。
幾多の戦いを経験して成長した翔太郎の顔を見るやと「誰だか知らんが良い顔をしているな坊主。帽子が様になるのは一人前の証拠だ。」称え、「また何処かの世界で会おう」と告げスカルボイルダーに乗りオーロラカーテンの向こうの、自分の世界へ消えた。
彼はあくまで並行世界の別人であり荘吉自身ではないのだが、翔太郎は「おやっさんに褒められた」と感極まって泣き出していた。
上述の通り並行世界の別人ではあるが、彼がどの世界から来たのかは不明(「スカルの世界」と呼ぶファンもいる)。
翔太郎と面識がなかったこと、帽子の鍔に傷が付いていなかったことから、翔太郎と出会っておらず、ビギンズナイトもなかった世界、もしくは翔太郎と出会う前の時間軸から来た可能性は非常に高いと思われる(ただし、リマジライダーは原典ライダーと同じ顔(=俳優)ではないことも多いため、別の世界の翔太郎=ショウタロウとは面識があるかもしれない)。
また、リマジライダーの前例に従えば、鳴海姓ではない可能性も充分にある。
また、自らを仮面ライダーと名乗っていたため、ダブル本編とは大きく異なる歴史を歩んでいる可能性もある。(壮吉がスカルとして活躍していた頃は、まだ仮面ライダーの名は存在しておらず、都市伝説の骸骨男として認知されていたため。)