概要
『スターフォックス』よりも先に生まれた任天堂初のシューティングゲーム(※)であり、ゲームボーイの生みの親でもある横井軍平がプロデュースした。
※…スクロールシューティングという点では、の話。それ以前にも任天堂はシューティングゲーム自体は出していた。
ストーリー
神星暦2159年、 地球は“大暗黒星トリノ”の攻撃により、壊滅的打撃を受けた。 人類は、今をさる百数十年前、宇宙の遥か彼方からのメッセージによりこの事を知り全世界を統括した地球連邦政府を樹立させた。 さらに、人類の平和と安全を守るため、地球連邦軍の設立も決定したのだった。しかし、“大暗黒星トリノ”の圧倒的な戦闘力の前には、地球連邦軍もなすすべもなく滅亡の日を待つのみとなったかに思われた。だが、地球連邦軍の最後の砦となった月面基地では、特殊機動部隊が“大暗黒星トリノ”破壊の命をうけ超高性能戦闘機を極秘のうちに開発していたのだ。トリノ星人の激しい攻撃の隙をついて、月面基地を母艦「MOTHER ATENA」と共に飛び立った高性能戦闘機が“大暗黒星トリノ”星域へと到着するところである。
この超高性能戦闘機のコ-ドネ-ムこそ「SOLAR STRIKER」だ!!
(任天堂公式サイトより引用)
ゲームシステム
オーソドックスな縦スクロール方式のシューティングゲームで、ステージ数は全6ステージ。ステージの各地に点在する「パワーゼロ」と呼ばれる人工衛星を破壊するとパワーアップアイテムが出現。取得する事で自機のショットが(初期状態も含め)最高で4段階までパワーアップする。ただし、ミスするとショットは1段階パワーダウンしてしまう。
スコアが5000点に達すると自機のストックが1機増えて1UPし、以降も5000点ごとに1UPしていく。なお、本作ではゲームオーバー時にコンティニューする事はできない。
最終面のステージ6をクリアするとエンディングの後にタイトル画面に戻るが、「PUSH START BUTTON」の表記が「PUSH SELECT BUTTON」に変わっており、ここでセレクトボタンを押すと難易度の上がった2周目に挑戦できる。
余談
実は開発自体は任天堂の内制ではなく、ロックマンワールドを開発した「水口エンジニアリング」なる開発会社が開発に携わっている。