ネタバレ注意!
「さあ、成長を開始しましょう。」
概要
ダンデライオンとは肉体を得たM4のOGASである。
もともとはM4のマインドマップ内でしか登場しなかった彼女だが、タリンにて多数のNYTOと融合することにより体を手に入れた。
現実世界での肉体を得るという第一目的を達成したため、晴れて味方に加わりその強大な力を持って協力してくれる。
そして彼女は如何にして、そして何のために自分が生まれたのかを知るためAR小隊と指揮官と共に行動する。
容姿
失格異性体をベースにOGASを移植した存在なので彼女と全く一緒。
指揮官からグリフィン制服を貰った後はそれを気に入って、いつも着るようになる。
なお、ダンデライオンの方が少し顔色が良い。
能力
チートといっても過言ではない程の力の持ち主。
体を得る前から、コア接続を行いM4のスペックを底上げし、彼女が危険に晒されると表層意識に出てきて即座に注意喚起をして彼女を安全地帯まで退避させたうえ、M4へのジャミングを全部防ぎきる(それも他の戦術人形が耐えられずにシャットダウンさせられてほど高レベルの)、などかなりの能力を有していた。しかし、この時の彼女はM16に憑りついているOGASよりもスペックが低かったらしく、対ジャミング戦ではかなり苦戦していた模様。
進化後は多数の兵器を遠隔操作でハッキングし正規軍の部隊を同士討ちさせ、瞬時に作戦を立て絶体絶命の状況でも打開策を引っ張り出してくる程の実力を見せる。たとえ勝率が1パーセントだとしても、それを確実にする方法を編み出す。
またこの時はAIの合理性よりも指揮官の掛ける「希望」を優先させており、AIの存在に捉われない思考ができると考えられている。
その知能と能力を駆使して装甲列車の奪取や、指揮官の救助作戦などで大活躍を見せる。グリフィン本社のサーバーが使えない状況下では、彼女が人形達のメンタルのバックアップを担当している(そのため彼女が倒されない限りは通常通り復元が可能)。
頼りになるのは間違いない。
また、バラクーダノードが揃った暁にはアレをも支配下に置けるようになるらしい。
また、ストーリー内では明確には表現されていないものの彼女の体をそのまま受け継いでいるため、氷塊を発生させる触手やEMPを持つ衝撃波などが使える可能性がある。
実際、正規軍に包囲されて孤立したM4を単身で救援しに行こうとしていたのでそれなりに戦闘はできる模様。
しかし、彼女自体の特異性は別にある。
彼女の真価は共食い。別のOGASを喰らうことによって自身を成長させることができる。劇中ではニモゲンとエリザ、体の持ち主のOGASを取り込んでいる。
なお、イベント「異性体」でマーキュラスがM4をニモゲンと間違えた最大の理由は、ダンドリーがニモゲンのOGASをつまみ食いしていたためにM4がニモゲンのOGASを持っているという認識阻害が起きて見間違えてしまったからである。また鉄血のOGASをも取り込んだことにより、劇中に出て来る全ての人形の権限を行使できるようになっているらしく、「偏極光」イベントでは鉄血の人形を動かして時間稼ぎをしていた。
大型イベント「鏡像論」では強力な助っ人として指揮官を全面的にサポート。
バトルステージでもNPCユニットとして参戦。隣接4マス以内に存在する味方の部隊に強力なバフ効果を与え、自身もマインドマップ内で部隊の盾となったりしてサポートをしてくれる。
また、イベントを通して彼女が過酷な環境の中で成長していく過程も見られる。
そして、パラデウスの被害者かつ、NYTOの素体であるマホーレンという女性を保護する羽目に…。
ラストシーンで見られる彼女の決意に満ちた表情は必見である。
戦闘
「皆さん、その銃を少し、貸してもらいますよ!」
マインドマップ内では自身が取り込んだツェナープロトコルから戦術人形の戦い方を解析。
特定の人形のスティグマをコピーすることによって様々な人形の力を扱う。
劇中ではAA-12、MP7など合計25体の人形の力を巧みに使い(もといパクって)、サーバー内を攻略。なお、彼女がコピーする銃の選択はプレイヤーこと指揮官の手にゆだねられる。戦況をよく見て、彼女をサポートしてあげよう。
また、プレイヤーからは、次々に歴代の人形の力を使うためどっかのチートライダーみたいだと言われていた。
人物
冷静沈着で礼儀正しい、それに尽きる。しかし冷酷でもある。
その反面無意識に相手を煽ることがありSOP2をブチギレさせたことがある。(なお、怒りの矛先が何故か彼女に向いて彼女はとんだとばっちりを食らうことになってしまった。)
なお普段は他の人形に姿を見せることを嫌い、戦術人形が急に訪問してきたときはソファから飛び上がって即座に隠れた。なお、ソファに着いた皺からガッツリ誰かがいたことは看破されていた。
また指揮官不在のグリフィンではフリーダムに過ごしており、娯楽がてらにグリフィンの管制システムをハッキング、その後に面白くないからという理由で中断するというとんでもない暇つぶしをしていた。
カリーナはその厄介さ加減をよく知っていたらしく、カリーナのオフィスにダンデライオンを預けようと指揮官が提案すると全力で拒否していた。
二重乱数では指揮官の制服を貰って喜んでおり、その後よく指揮官の制服を着用するようになる。
指揮官のことは寝顔をじっと見つめているほど気に入っている。本人いわく興味深いとのこと。
また勝手に執務室を私物化した前科がある。
ダンデライオン「私の居場所は指揮官のオフィスしかないのですから致し方ないでしょう。」
名前の由来
名前の由来は、「タンポポのごとく種(傘ウイルス)をまき散らすから。」ByM4A1
ちなみに海外では「DANDELION」と表記される。
まんまタンポポになってしまった。日本語版でもそのまんまである。
名言
「人のことはまだよくわかりません、でも寝ている時だけは人はみな平等だと言う事には気づきました。」(指揮官の寝顔を見て)
「ルニシアがどこか遠く、あの懐かしい香りのする所から去ってしまったようです。でも、いないのならばまた探せばよいのです。失われ続けるものなどないのですから。」(M4が逆崩壊現象により消滅したときの台詞)
余談
ダンデライオンは傘ウイルスを使い自分の身を守り、アンチレイン(雨除け)小隊の中で育まれた。
そして名前の由来のタンポポは雨が降ると綿毛が湿って種子を飛ばせない。
偶然にしては出来過ぎているネーミングである。
どうも雨に関してよいイメージがない。
彼女がそこまで恐れる雨とはいったい何なのか。
現時点では何もわからない。
アニメ「どるふろ癒し編2では。」
不具合が産んだコンピューターウイルスにより悪夢に苛まれるM4を助けるため、彼女の夢の中に出現。
OGAS態での登場だったが、「不具合」に絞め殺されかけるM4に銃を渡して助けようとする。
しかし、M4が「不具合」を受け入れることを決めてウイルスも消滅したため彼女の選択を褒め湛えつつ姿を消した。
ここでもM4の保護者っぷりを見せてくれた。
表記ゆれ
ダンドリー(ドールズフロントライン)・・・名称変更前の名前
関連イラスト
関連タグ
M4A1‥‥元宿主、本人も若干デレ始めている。
ある場所・・・どうもここに彼女の求めるものがあるらしい。