概要
1981年に野村トーイが販売した、スライディング・ブロック・パズルを用いたボードゲーム。
同年にアメリカのIDEAL社が発売した「BLOCK THE CLOCK」を日本用にアレンジしたもの。
4x4マスの中に15枚の溝の掘られたパネルがあり、その溝をなぞりながら前進している目覚まし時計が脱線しないよう、プレイヤーが順番にパネルをスライドさせるというもの。パネルはいくら動かしても良く、目覚まし時計のベルが鳴ったらプレイヤーは交代。
当然ながら、脱線させたプレイヤーが負けになる。また、無限ループになる道を作ることは禁止で、ループが出来た場合はベルが鳴るまでにループを解消しなかった場合も負けになる。
派生作品
ボードゲーム
- チクタクパニック……ツクダオリジナルがキャラをドラえもんにしたものを販売している。そのツクダオリジナルがバンダイの傘下になり「パルボックス」となった後は、キャラをきかんしゃトーマスに替えて販売している。
- ミッキーマウス チクタクタウン……株式会社ハナヤマが、キャラをミッキーマウスにしたものを販売。
ビデオゲーム
- キューブリック……1989年にコナミが販売したアーケードゲーム。パネルを動かして自機を誘導し、自機に全ての道を通過させればクリアとなる。
- ピーパータイム……1990年にサンリツ電気が発売したファミリーコンピュータ用ゲーム。自機であるパレット君を誘導し、カギを取らせてゴールにまで導けばクリアとなる。