「しばかれんぞクソガキ!」
CV:廣田行生
概要
12巻収録『ゲーム会社殺人事件』に登場した黒の組織のメンバー。関西弁で喋る身長2m以上の大男。ケツ顎で口髭がある。
組織内では武闘派で、靴に触ったコナンを悪態をつきながら蹴り飛ばすなど、強面な風貌に違わぬ横暴な性格。ただし、コナンに発信機をつけられた事や爆弾入りのトランクケースにすり替わっていることに気が付かない、その容姿から多くの人間に目撃されるなど、組織のメンバーにしては鈍感かつ迂闊な所が目立つ。
米花ホテルに出向いた折、ゲーム会社「満天堂」の取引相手を狙った爆弾の誤爆(ネタバレに付き詳細は省く)により爆死。木端微塵になってしまい、身元確認も出来ないまま無縁仏になった。犯罪組織の人間とはいえ、完全に巻き込まれる形で死亡してしまった為やや気の毒と言える。
死亡直後、彼が取引に使用していたバーも、組織により爆破されている。
登場して数ページでいきなり死亡したのでその後の出番はないが、37巻収録の『残された声なき証言』であるプログラムの作成をプログラマーである板倉卓に依頼していたことが発覚。公式ガイドブック『コナンドリル』ではコンピュータープログラムの取引を行う構成員と推察されていた。劇場版第26作『黒鉄の魚影』では、組織の男性メンバーを紹介するシーンで初めて映画デビューを果たした。
テキーラの名はメキシコで作られる、リュウゼツランを原料にした蒸留酒(ジンやウォッカ同様にアルコール度数が非常に高い)に因む。
余談
演じた廣田氏は後に放送されたアニメオリジナルの前後編エピソードである「森川御殿の陰謀」にて森川雄山役で出演している。