「ゲーム買うならコンビニだ。」
概要
スクウェア(現:スクウェア・エニックス)の子会社として1996年2月に設立。コンビニでのゲームソフト販売を目的として設立され、設立してから翌年にコンビニでのゲームソフト販売を開始した。主にプレイステーション、プレイステーション2のゲームソフト(初期はセガサターン向けソフトも)をコンビニで販売した他デジキューブ自身もゲームメーカーとして参入し、自社ソフトを積極的に販売した。その他に攻略本の出版事業もやっており、その中でもアルティマニアは販売元を変えながら現在も続くシリーズとなっている。
1999年にはコンビニに設置した端末によって音楽を配信するキオスク端末事業に参入したが、黒字転換することなく2001年に撤退。
2000年にはヘラクレス上場を果たすが、本社が銃撃される事件が発生。ライバル企業であるLAJとのイザコザの末に起きた事件であり、その前年にはデジキューブ関連会社会長が監禁される事件も起こっていた。銃撃と監禁を首謀したLAJ社長は当然逮捕されたが、監禁されたデジキューブ関連会社会長もLAJのサーバーへ不正アクセスを行っていたため逮捕されている。
これらの出来事もあり、2000年代以降は経営難が続き、2003年末に倒産。ヘラクレス上場企業としては初の倒産企業となった。倒産後に発売された攻略本などはデジキューブからスクウェア・エニックスに表記が順次変更された。
末期はイース作品をPS2向けに移植などをしていた。
自社販売した主なゲームソフト
牌神シリーズ
NICEPLIZEシリーズ
など
関連タグ
任天堂…デジキューブの社長が当時「初心会」を中心とした流通方法を古いビジネスと揶揄していたため、親会社のスクウェアとの関係悪化に拍車をかけたと言われている。