概要
年齢:8歳
『F-ZERO GX/AX』に登場するキャラクター。「デジ・ボーイ」はあらゆるデジタル機器を使いこなし、且つ色々な発明をしている事から付けられた通称で、本名はテリー・ゲッター。
弱冠8歳にしてアインシュタイン・アカデミー在学の天才発明少年であり、地球人の中で最も高い知能指数の持ち主との説が有る。
一人称は「ボク」で、年齢にそぐわない大人びた発言をするが、その一方で恋愛面は年相応であり、「シャロン」という女の子が気になるようだが、彼女のことは予測不可能であるとのこと。
また、サムライゴローの生態研究に興味が有るなど、ユニークな面も見せている。
かなりの自信家で有り、彼の辞書には「勝負は時の運」という言葉は無い。
自身の頭脳に誇りを持っており、自らが過去のレースから分析・シミュレートして編み出した『勝利の方程式』を証明するためにF-ZEROグランプリに参戦した。
優勝賞金は現在開発中の新システムが完成させる為に自身の会社の資金にするとの事。
趣味は天体観測で、ヒーローインタビューでは「宇宙への興味が科学に対する研究心の原点」と語っている。
また、Mr.ZEROに神様の存在について質問された際には、「誰がそんな幻想信じるの?」と回答していた。(因みに、F-ZEROの世界にはある意味で神と言うべき存在は一応存在はするのだが、これがストーリーモードの伏線……かどうかは不明。)
サインの依頼をされた際は、手書きは原始的とコメントしつつも態々アインシュタイン・アカデミーの校章のマークまで描いている。(この校章は舌が出しっぱなしの顔マークであり、恐らく学校の名の由来であるアインシュタインがモチーフとなっていると思われる。)
下記の専用EDでは浮かんで移動している最中、後方から別の運転手が危険運転をして来た為、画面を操作して自動運転モードに切り替えてその運転手をやり過ごしている。
その後、フェニックスにスピード違反切符を切られた運転手に手を振りながら去って行った。
アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』、及び『F-ZERO CLIMAX』には未登場。そのためマシンナンバー32はムーンシャドーとなっている。
マシン性能
マシン名 | コズミックドルフィン(COSMIC DOLPHIN) | 重量 | 900kg |
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性能評価 | ボディE/ブーストA/グリップC | マシンナンバー | 32 |
エンジン | TG3014×2 | 製作 | デジ・ボーイ |
レース展開を完全に予測すると豪語する彼自身が製作したF-ZEROマシン。
インタビューでは「難しい操作を全て自動化することにより片手での操作を可能にした」と語っている(流石にゲーム中ではポリゴンの都合上、両手でハンドルを操作している)。
過去のレースデータを基に、他のマシンと接触する危険性が極めて少ない自身の走りに合わせ軽量化が図られ、ブースト重視のマシンとなっている。一方で加速力やブーストは確かに強力だが、相手マシンとの接触を避けて走ることを前提としたためボディ強度を最低限にしている事から打たれ弱く、最高速もあまり出ないので、さながらコンピューターのような精密な操作が要求される。