フェニックス(F-ZERO)
えふぜろのふぇにっくす
年齢:26歳
宇宙の歴史が変わるのを阻止するため、29世紀より派遣されてきた時空警察の刑事。
とある時空犯罪者を追う過程で、26世紀のF-ZERO GXグランプリで起きかねない未来を揺るがす大事件の存在を知り、それを防ぐためにF-ZERO GXグランプリに参加した。
その時空犯罪者だけでなく、デスボーンやブラックシャドーと言った26世紀現在の悪人のことも追っている(特に前者は自身の所属する時空警察の捜査線上に浮かび上がっている重要人物でもある)。
また、29世紀から26世紀に逃げてきた犯罪者は捕まえられなかったが、今度は32世紀に逃亡した時空犯罪者を逮捕しに向かうとのこと(尤も、タイムトラベルの際には相棒のQQQの人工頭脳が治ってタイムトラベルに必要なデータ(記憶)を取り戻さなければ、その時空犯罪者を追う以前に29世紀にも帰れないのだが…)。
本庁に帰って歴史が変わっていない事を確認した時が最も良い時と感じている。
20世紀の天才レーサーに走り方を教わった事が有り、それを勝利の秘訣としている。
また、宇宙ゴミ処理場に積まれたスクラップの中からQQQを拾い上げ修理したり、QQQに自身の任務のサポートをさせるために同じく宇宙ゴミ処理場に捨てられていた軍事用人工衛星を改造してF-ZEROマシンを作り上げるなど、メカニックとしての腕も高い事が窺える。
時空警察の規則で、任務に関係ない未来の情報(例…29世紀の流行やF-ZEROのルールの詳細など)を教えたり、レースの賞金を受け取ったりすることは禁止されている(その為、優勝賞金は全額返却している)。
見た目とは裏腹な爽やかな性格ではあるがインタビューでは雪辱に燃えるライバル達に「29世紀まで長生きしてくれ」と無茶な冗談を言ったり、専用EDではノリノリでヒーローショーをやったりなど、若干天然な性格をしている。
因みにインタビューでは29世紀でもF-ZEROは形を変えつつも続いている事を明かしている。
キャプテン・ファルコンとそっくりな外観、鳥の名を冠した名前とマシン名、(性格や立場こそ違うが)根は悪を許さぬ正義漢と言った共通点から、一部では「ファルコンの遠い子孫ではないか?」と噂されているが、真偽は不明。
マシン名 | レインボーフェニックス(RAINBOW PHOENIX) | 重量 | 1,080kg |
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性能評価 | ボディB/ブーストB/グリップC | マシンナンバー | 40 |
エンジン | RP2001×2 | 製作者 | 不明 |
その名の通り不死鳥を彷彿とさせる外観をしたマシンで、通常は覆面パトカーとして活躍している。また、このマシン自体タイムマシンとなっているが、時空警察が製作したものではなく、フェニックスがどこからか用意してきたマシン。欠点が「軽量級なので打たれ弱い」くらいしかなく、どんなコースも対応できるフレキシブルさが強みであり、非常に性能バランスが良く走りやすいマシンに仕上がっている(本来なら優勝できる性能を有しているが、公平性を守る為か敢えてリミッターを掛けて性能を下げている)。
インタビューではフェニックスは「未来のテクノロジーの結晶だ」と語っている。