概要
演:原嶋元久(舞台版)
アメストリス軍中央司令部に在籍する軍人で、階級は軍曹。身長177㎝ぐらい。
アレックス・ルイ・アームストロング少佐の部下であり、マリア・ロス少尉とともにセントラルシティでのエルリック兄弟の護衛を務めた。
職務には真面目だが、ノリの良い性格をした金髪の青年で、国家錬金術師(少佐相当官)であるエドから許しが出てからはフランクな口調を用いるようになる。何かと色恋沙汰の話に目ざといところがあったせいか、エドから「色ボケ軍曹」呼ばわりされてしまった。一方で、第五研究所に無断行動を取った片割れのアルに対して、罰として拳骨を喰らわすなど、文字通り「鬼軍曹」としての一面も覗かせる(ただし、アルは鎧だったために、ブロッシュの自爆に終わったが)。
因みにセントラルにある実家で暮らしており、家族には弟と妹が沢山いる模様。
ロス少尉のことは上官としてだけでなく女性としても密かに好意を寄せているようで、彼女がマース・ヒューズ准将(中佐)の殺人容疑で拘束された際には証人として誤解を解こうとするも門前払いされてしまう。その後、ロスが脱獄した直後にロイ・マスタング大佐に殺害されたことを知り強く憎むようになる(ただし、これはマスタングらによる彼女を逃亡させるための偽装であり、情報漏洩を避けるために彼には真実を伝えられていなかった)。
その後「約束の日」にて中央のラジオ局をジャックした反乱軍(マスタング派)との交渉役として局内に送られるが、そこでロスとの再会を果たし涙を滂沱。また、直前までアンチ・マスタングだったことも高じ、外部の人間に怪しまれることなく彼らに協力することが出来た。
旧アニメではロス少尉がホーエンハイムに口説かれるのを見てショックを受けていた。
舞台版第二作目ではロスが連行される瞬間に立ち会っており、その後アレックスに代わってエドを連れ出したブレダと共にロスに再会している。その際、原作であまりのパワーと激しい感動故にハグを拒否されたアレックスとは対照的に喜びからロスと強く抱き合った。それに伴ってマスタングへの誤解も早々と解いている。