曖昧さ回避
CV:飯塚昭三
登場話:第16話「黒いベースボール!!襲撃する魔球」
概要
クライムボスの用心棒及び、秘密兵器工場の防衛を担当していたと思われる機械怪物。
名前通り野球ボールをモチーフにしているが前作の野球仮面と違い、頭部が無数の真っ黒な野球ボールが寄り集まったものになっており、胴体にキャッチャーの防具を装着している。
物語の冒頭で工場を奇襲して来た電撃隊と交戦し、『スローイング』や『カーブ』と叫びながら体当たり攻撃を決行するが、『ジャッカーコバック』を受けて爆散した。
その後、クライムボス(演:八名信夫)が残骸を集めて再生復活させ「デビルボール2」として生まれ変わる。
ちなみに再生前と再生後は姿こそ変わらないが、胸の番号(最初はなかったが、強化改造後は2の数字が防具の胸の部分についている)が加わっているというという相違がある。
再生後は新たに『ボール爆弾』や『ビーンボール攻め』といった能力を身に着ており、本格的にクライムにとって最大の障害となって来た電撃隊の抹殺の為に活動を開始。
東がコーチをする(今見るとモヤモヤするチーム名な)「所沢タイガース」でピッチャーを務める次郎に、電磁波でコントロールできる野球ボールを渡して、変身前の電撃隊員たちを打ち倒す『魔球作戦』を決行する。
ボール爆弾をリモコンで大量に遠隔操作できるうえ、本人の投球能力も常軌を逸したものであり、ボール爆弾の一発で救援に来たスカイエースのコンテナハッチとランディングギアを破壊。
スカイエースそのものと、操縦していた桜井を空中に釘付けにし、チェンジできない三人を事実上行動不能に陥れるほどの厄介さを見せた。
しかし、桜井がスカイエースを不時着同然の状態で地上に接触させ、破損したハッチをもぎ取るという荒業に出たことで切り抜けられ、チェンジした4人との正面対決になる。
戦闘員を嗾けて隙を作ったところに、自ら転がり球体と化して突撃する「魔球攻め」で4人を翻弄したが、電撃キックで跳ね返されたところに『ジャッカーコバック・ホームラン』を受けて「サヨナラホームラ~ン!!」と叫びながら爆散。大輪の花を咲かせ、大空の星となった。
ちなみにこの回のクライムボスはというと、デビルボール2の敗北に腹を立て、足元に転がって来たボール爆弾を明後日の方に投げ捨てたが、石段に当たったそれが跳ね返って頭に当たり、そのまま爆死するという末路を辿っている(結局こうなるのか…)。
関連タグ
デビルバッター:後の回で登場した同じく野球モチーフの機械怪物。こちらは野球仮面と声が同じ。