「私ゃのー、決意したのよ! 私の人生は野球しかないとな!」
概要
CV:永井一郎
登場話:第21話「バラ色の野球時代!!クライムの強打者」
河原で野球をしていた子供たちの前に現れ、「野球ばかりしていた為にクライムから追放された」と装って接触した機械怪物。ちなみにジャイアンツに入団して王選手とクリーンナップを打つ事を夢見ているらしい。
あまりのバカバカしさにジョーカーも「みょうちきりんな奴だ」と呆れ「ほっとけばそのうち尻尾を出すだろう、泳がせておけ(≒だって見るからにバカっぽいし)」と命じ、科学特捜隊の基地の野球部に入部させた。
必死で雑用をこなしプロ顔負けの練習を行い、更にはクライムの武器工場の在処まで教え、報復に来たクライムの降下部隊とも戦った。
とまあこのように一見すると単なる野球バカな落ちこぼれで人が良さそうに見えるが、実は周囲を油断させるための罠であり、本心はクライムへの高い忠誠心を誇る有能なスパイで、目的の為なら部下どころか自分自身の命すら平気で捨て石にする恐るべき殺人兵器である(野球バカなのは演技ではないが)。
その使命は国際科学特捜隊の原子炉の破壊であった。
背負っていたバットは普通のただの金属バットだったが、後にクライマーに武器工場破壊の報復の襲撃がてら持ってこさせた自爆用高性能爆弾及び馬力増幅装置入りのものへとすり替え、周囲を欺きつつ計画を実行しようと目論む。
なお監視していたのはジャックだが、元プロボクサーにして少年野球のコーチもしている彼にとっては「スポーツに真摯に打ち込める奴に悪い奴はいない」と思ってしまったか(ちなみに基地の野球部に入部を提案したのも彼である)、見事に騙され取り逃がしてしまった。
クライマーを敵めがけて撃ち込み、大爆発させる『デビルバッター殺人ノック』という必殺技を持つほか、自分の投げたボールを走って追い越して自分で打って取るという忍者ハットリくんのような『超ウルトラC一人野球ゲーム』という特技を持つ(ちなみにこの後、キングが会得しようとしていた)。
最後は3人のクライマーが合体したボールを、『ジャッカーコバック』で打ち返され、それをホームランで打ち返そうとするも、失敗してバットが折れてしまい、なすすべなく爆死した。
関連タグ
野球仮面:前作に登場した同じ声の仮面怪人。こちらは配下の戦闘員の扱いがデビルバッターとは逆。
マスター・シャーフー:永井氏が30年後に出演する作品のキャラクター。