演:ガッツ石松
概要
茅葺屋根の家の主、イチロウとその家族(マコ、ジロウ、マミ、サブロウ、シロウ、マリ、赤ん坊)の8人大家族が家ごと擬態したホラー。
移動を繰り返しながら、人間に偽りの幸せを与えて喰らうホラーで、自殺志願者や失業者など、精神的に弱っている人間を家内に招き入れ、家族団らんを味合わせて囲炉裏鍋の中に引きずり込んで捕食していた。鍋に放り込まれた人間は液状になり肉体は完全に死に至るが、魂は少しの間生きており、その間その人間の死ぬまでの人生が走馬灯のように鍋の中に映し出されるという悪趣味な仕様。(イチロウ曰く「走馬灯=美味い出汁」)
「家庭の温もり」というありもしない偽りの幸福を与え、命を奪うという手口は極めて卑劣極まりない性格で、更に人の笑顔を「一番の御馳走」と嘯き、自身の捕食方法を「お互いが幸せになる方法」と考える独善的な性格。
正体はナマハゲに似た姿をしており、ボクシングスタイルで戦う。
あまりの外道ぶりに冴島雷牙も激怒させ、家族全員を切り伏せられ憤慨し、本性を現して雷牙を木片で固めようとするが轟天を召還した牙狼にあっけなく突破され、轟天の突撃で討伐された。