車好きのお父さんの為に…新シリーズ「トミカリミテッド」。(トミカ・プラレールとあたらしい旅より)
概要
トミカ生誕30周年を迎えた所で、最初に発売した1970年に生まれ育った低年齢層が大人になったタイミングで2001年4月より展開されたブランド。対象年齢は14歳以上。
主な特徴は過去に発売された既存のトミカの金型に本家では出来ないライトやカウル等の細かい細部の重塗装、タイヤのゴム化等、ディスプレイモデルに特化した物になる。
希少な例は本ブランドの為のオリジナル金型が作られる事もある。
発売のペースは1カ月に1台で発売し、本家より時間がかかる事をうかがわせる。
2013年6月に販売終了。開発体制の見直しが行われ、そのコンセプトは2015年より販売開始となった後継作トミカプレミアムに受け継がれている。
トミカリミテッドヴィンテージ
タカラトミーの子会社「トミーテック」が2004年より展開しているシリーズ。
「もしもトミカが昭和30年代に誕生していたら」をコンセプトに、1950年代から1960年代の日本車を新規金型で製品化している、ディスプレイに特化したモデル。
通常のトミカをベースとしたトミカリミテッドとは異なり、1/64スケールの統一規格で展開されている。推奨年齢は15歳以上。
また、2006年10月以降より「トミカリミテッドヴィンテージNEO」シリーズが発売。こちらは1970年代以降の車種がラインナップされている。
シリーズの一環として、刑事ドラマの『西部警察』、『太陽にほえろ!』、『特捜最前線』、『あぶない刑事』に登場した車両をモデル化している。
加えて、2011年より「トミカリミテッドヴィンテージ43」という1/43スケールのシリーズや、2017年よりティー・ケー.カンパニーの「イグニッションモデル」とコラボしたレジン製の1/43および1/18スケールミニカーも販売している。
当初はトミカで販売された車種は製品化しない方向であったが、日産GT-Rが販売されたあたりからその枷は外されたようである。
通常は¥3,500前後の価格帯であるが、日産GT-Rなど箱の豪華なものは¥4,000以上、ドラマ等の版権が絡むと¥5,000以上で、フェラーリやランボルギーニの車両はボンネットの開閉などを可能にしていることもあり¥6,000以上になる。また当然であるが、バスなどの大型車両は¥15,000以上になる。
1/43スケールは¥6,000強から¥10,000強、イグニッションモデルとのコラボ品はレジン製であるため1/43で¥20,000代、1/18で¥50,000前後と高めである。