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概要

HUGっと!プリキュア』の第40話にて、ドクター・トラウムの回想シーンに一瞬だけ登場した幼女。

回想シーンへの直接登場ではなく、トラウムの脳裏にフラッシュバックしたビジョンの中でのみ現れた。

そのフラッシュバック映像は1秒あるかないかで、声も一切なし。

彼女が何者かの直接的な説明は一切ないが、今までに描かれてきたトラウムの言動、及び第40話での数々の描写から「トラウムの幼くして亡くなった実娘」と推測する声が視聴者の中では上がっている。


この幼女の存在はトラウムの過去に対してイメージを膨らませるものであるが、逆に言えば本筋のストーリーには影響を与えない背景でしかない。名前もセリフもないので扱いとしてはモブキャラに過ぎないと言えるだろう。

なのにキャラデザに異様なまでに力が入った美幼女だったので、視聴者の目を引きまくることになった。

この第40話はキュアトゥモローの存在が明らかになった重要な話なのだが、この子に意識が回って仕方がないと言う人もちらほらいたり…

まぁ、第40話以前からトラウムが大切にしている写真にルールーが映っていたりと、ルールーがトラウムのお気に入りである事が憶測されていたため、ネットの方では「アンドロイドであるルールーにはモデルとなる娘がいたのでは」という意見が早期にあった。この幼女が出てきたことでこの説がさらに濃厚になり話題性が増したともいえる。


そして後に発売された『アニメージュ』増刊号では、本作のシリーズ構成である坪田文のインタビューにて、この幼女がトラウムの実娘であることが確定的になった。

脚本の段階で娘であることは書いてあったとのこと。オンエアでは直接の言及はなくなっているが、第40話ではトラウムに因縁がある「あの子」の存在を視聴者にアピールする演出が様々な場面で強く押し出されているため、トラウムとルールーの関係性にとって重要だからこそあえて言葉で言及しないという方針が監督レベルで取られたのだと思われる。

この点については推測するしかないが、この第40話はトラウムがルールーを「1人の人格」として受け入れることを決意した話であるならば、ルールーが「代用品」として作られたような印象を子供たちに与えかねない場面はよくないだろうと判断したのではと推測される。その上で青年層以上の世代が見れば、ルールーが本来は(意図せずとも)代用品として作られていた真実がわかるような演出をあえて盛り込んだということなのだろう。その事実を知っていれば、トラウムがルールーを「あの子」とは切り離された形で「娘」として受け入れた重みがより理解できる。

なお、実娘とルールーの容姿が全く似ていないのは坪田氏曰く「トラウムの科学者としてのライン」とのこと。科学者として今から作り出す「新しいもの」を「何かのデッドコピー」にはしたくなかったのである。


第47話ではトラウムの操縦する巨大ロボのコックピットにて、若かりし頃のトラウムが実娘と映っている写真が登場。

この写真の側には老トラウムとかつてのルールーが映った写真も貼ってあり、トラウムが過去を受け入れ未来へ進んでいることが伝わる演出になっている。


関連タグ

HUGっと!プリキュア プリキュアモブ

天馬トビオ鉄腕アトムのモチーフとなった天馬博士の実の息子。

アリシア・テスタロッサルールーの中の人主人公を務める魔法少女リリカルなのはに登場するフェイト・テスタロッサのオリジナルとも呼べる存在。

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