ドラトラマン
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どらとらまん
ドラえもんとウルトラシリーズのコラボタグ。
ドラえもんにおいてのウルトラシリーズのパロディと言えば『小学一年生』1970年9月号掲載の「ウルトラワンのまき」と言う顔を犬にしただけのウルトラセブンのようなキャラクターが登場するド直球のエピソードがあるのだが、2009年に藤子・F・不二雄大全集版3巻に収録されるまで単行本化されなかったため一般にはほとんど知られていない。メジャー所ではてんとう虫コミックス第20巻に収録され複数回のアニメ化が行われているウラドラマン(エピソードタイトル『超大作特撮映画「宇宙大魔神」』)があるが、これ以外にも劇場版ではドラえもんたちが宇宙へ冒険に出て敵と戦う作品が多数存在する。
藤子作品ではこれ以外にもウルトラマンのパロディやインスパイアを受けたとおぼしき設定が非常に多く、例えば『パーマン』のキャラクターであるバードマンはウルトラ戦士と違い等身大であるが、地球人に変身アイテムを渡した、優れた頭脳や体力で宇宙の平和を守っている、などが共通している。ちなみに、パーマンもウルトラ戦士も正体を知られた場合、罰則がある(前者は動物にされる、後者は母星へ強制送還)。飛行時に「シュワッチ」と発したこともあるが、現代ならばさすがにアウトな部類だろう。もっとも、当時の円谷プロも著作権の権利が杜撰ではあった。
さらに、『藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道』では、帰ってきたドラえもんの制作背景には、『帰ってきたウルトラマン』の存在がドラえもん復活に大きく貢献したことが語られている。もしもウルトラシリーズがなければ、ドラえもんの未来も違ったであろう。
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