SNKとサウジアラビアの「マンガプロダクションズ」が共同で開催したデザインコンペの応募作品の中から、サウジアラビア出身のマシャーイル・アルバラーク氏のデザインが採用された。
2020年にSNKの株式を大量取得したサウジアラビアの「ミスク財団」はマンガプロダクションズの母体にあたる。
2023年、前作に引き続きKOFXVにDLCキャラクターとして参戦した。
プロフィール
概要
特殊な力が宿った伝統衣装アバーヤを纏う物静かな女性。夜になるとそのアバーヤを纏い、正義の番人として街の安全を守っている。ミステリアスな見た目とは裏腹に、昼間はいたって普通の大学生である。
プロフィールの嫌いなものに「礼節を欠くこと」がある通り、相手を軽んじる言動の多い者には厳しく、傲岸不遜な言動の目立つシュンエイや草薙京、ククリに対しては、勝利後に苦言を呈している。
一方、日本に関する知識は漫画から得ている等、やや偏っている部分があり、不知火舞を忍者と認めないのに対し、明らかに怪しい風貌のバンデラス・ハットリを「本物の忍者」と認めている(参考になった漫画って…?)。
また、格闘大会であるはずのKOFにて、軍人や脱獄囚はおろか、恐竜やロボットといったあまりにも個性的過ぎる参加者には、むしろ楽しんでいるのだが、スタンガンやカードを武器にする者にはさすがに戸惑いを隠せない模様。
KOF15にもDLCで引き続き登場し、公式サイトのインタビューに回答しており、謎に包まれていた一部が明らかになった。考古学を専攻し、友達と流行ってるメイクの話をしたり、ウィンドウショッピングしたりと学生生活も満喫している様だ。
影の力は使い魔みたいなものでアーイラと呼んでいる。
チームを組みたい人は善人で芯が通ってる人で年齢が近いからと神楽ちづるやエリザベート、ライバル選手は正義の在り方を知ってもらう必要があるのでキム・カッファン、もっと大人の所作を身に着けたいので友人になりたいのはルオンと幾つかの名前を挙げ、ドロレスやククリは私が追いかけてるモノを持っているかも知れないと答えている。(でも、ククリとの掛け合いでは煽られて言葉を失ってた)
そして、専用エンディングで一緒にドライブする相手に選んだのはこの人。
性能
草薙京の毒咬みに似たコマンドの3回連続入力技、コマンド投げ、当て身技(返し技)、タメ時間で性能が強化されるボタンタメ技というやや癖のある技構成。
最大の強みはボタンタメ技「果て知れぬアイカーブ」を絡めた連続技のバ火力。必要なタメ時間が長いためボタンをホールドし続けて粘るテクニックが要求されるが、立ち回りで時間を稼ぐ能力は低くなく、タメが完成すれば小技一発から体力ゲージを消し飛ばせる。
操作難易度は高いが爆発力の高い職人向けキャラクター。
アイカーブによる爆発力はハンパなく、XIV末期においては先鋒では最強クラスと持て囃された。
XVでボタンホールドによるプレイヤーの負担軽減を考慮し、アイカーブの仕様変更を敢行。
新技の嘱望されるクッワを当てることでゲージ横にある専用アイコンが変化し、それをアイカーブのレベルとして還元する仕組みになった。クッワ自体は確実に起き攻めが出来るため攻めの一環として使えるが、当て身技が削除された事で防御面はさらに弱体化した。
超必殺技による切り返しは可能でゲージを使う連続技の火力が強化されているため、新たに中堅以降の適性も見出されている。