CV:小野涼子
人物像
倉田明宏の手下でバイオデジモンの1人。金髪のロングヘアに黒いシルクハットを身につけており、ゴスロリ系ファッションを着ている少女。
物腰柔らかだが慇懃無礼な口調の天才的頭脳の持ち主で、デジヴァイスは紫。
天才であるが故常日頃から人生に退屈を抱いており、その鬱憤からか基本的にに他者を見下している。
倉田の仲間になってデジモン虐殺に手を貸しているのも、少しでも気を紛らわせるための退屈しのぎの一つでしかない。
相方2人に対しても内心バカにしていたようだが、「口が裂けても言えない」と言いつつうっかり口を滑らせてしまうイワンに対してツッコミを入れるなどコミカルな一面も。
使用デジモン
共にデザインに蛇が組み込まれている。
バイオクアトルモン
クアトルモンがベース。アーマー体ながら完全体レベルの実力を持つ。
詳しくは当該項目参照。
バイオロトスモン
ロトスモンがベースの究極体。
作中での動向
- 第27〜29話
3回にわたってDATS実動メンバーを圧倒するも、3度目となる『流れ者の岬』での戦いで究極体への進化を会得した彼らの前には歯が立たず、彼らの必殺技を受けて敗北した。
- 第30話
究極進化したDATS実動メンバーに対抗すべく、相方2名とともに倉田によってさらなる改造を施された。
天才対決の果てに(第31話)
倉田から自分と同じく天才であるトーマのことを聞かされ、滝を破壊して増水を起こしエルドラディモンを無防備にするべく出撃しそこでトーマと対面。
トーマを愚か者に囲まれて孤独や退屈を抱いている同類として目をつけ手を組むよう誘惑するが、天才であることに慢心せず自分にも計算できないものがあることを理解していた彼に協力を拒まれる(この時の発言の数々から相方2人はおろか倉田さえも見限り出し抜こうとしていたことがうかがえる)。
最終的に大の戦法を真似たトーマとミラージュガオガモンに撃破されるも、彼女の遺した「大門大の力に負けたのであってあなたに負けたのではない」という言葉はトーマの心に多少の禍根を残した。
余談
第30話では全裸シーンがある他、バイオロトスモン登場回の彼女にはニチアサにもかかわらず「はいてない」と「胸揺れ」の両方の描写がある(前者は、ガオモンの拳を片手で止めて腰までスカートが捲れ上がった際、後者は進化後)。
…デジモンのアニメスタッフは比較的女性デジモン等の描写に力を入れる傾向があるが、ここまでくるとやりすぎなレベルである。