概要
アフリカのガンビア共和国にある、キエン・ウエスト国立公園の沼地において、2003年に目撃された水棲のUMA。
目撃者である自然保護官によると、体長は10~50mとぶれが大きくはっきりしないが、かなりの大きさの龍のような姿の生物であったという。
なお頭部は角を生やした馬のようで、体幅は1mと細く鱗に覆われていたとされる。
現地では古くから目撃した者は災厄に見舞われ死病にかかってしまうという、背中に翼があり火を吹く「悪しき龍」の伝承があり恐れられていた。
幸運なことに2003年の目撃者は、イスラム教の聖者が祝福した実を食べたために命が助かったのだという。
2006年になり、イギリスの動物学者リチャード・フリーマン一行が調査に赴いたが、生息しているという証拠は発見できず、目撃者は死んでしまうとされることから証拠に乏しいため、その存在は疑問視されている。
現地に生息するワニの誤認であるという説が最有力視されているが、未知の爬虫類であるという意見もある。
創作での扱い
ハルブレイカー・アイルおよび高地ドラヴァニアに出現する、背中に2列の卵を並べているトカゲのようなモンスターで、戦闘中に幼体が生まれて加勢してくる。
幼体及び種族名が「ナンカ」で卵を背負った成体が「ニンキ・ナンカ」である。
毒龍アジ・ダハーカの分身体「アジ・ダハーカ偽五大毒蟲」の一体、「偽・ニンキナンカ」として登場。鏡のような鱗で攻撃を弾く力を持つ。