CV:藤田咲
概要
敵対組織ゼノンに所属する女性ドライバー。14歳。
気まぐれな性格で普段は冷静沈着かつ妖しい雰囲気を放っているが、愛猫の「クロ」の前では打って変わり年相応の笑顔と態度を示す。
家族はおらず、同じく両親が幼い頃に他界した俊介に共感を受けている。彼女もそれに対して憎からず思っている。
完璧超人とも形容できる並外れた知識と運動神経と共に極めて高いドライビングテクニックを持っており、教習車の運転では挑発してきた駆流らをコースを外して追い抜き、コーナーで走路を塞ごうとした俊介に強引なアタックで突破するワイルドな走法を見せ付ける。
諜報を得意とし、クロの首輪に隠しカメラをつけてアルカディアに送り込み、自らも学園に到着前の5人目のドライバーである沙斗理に変装しメビウスエンジンの情報を入手しようとした。だが、アヌビアのエンジンがうまく起動しなかった事により皆の不審を買った事と、時同じくして駆け付けた本物のと鉢合わせする事となり、自ら正体を晒す結果となった。
(尚、クロード博士のパソコンから入手したメモリに入っていたデータは「にゃんにゃん☆パラダイス」というタイトルで猫が出てくる作品だった)
ゼノン内では同メンバーであるトーマとの掛け合い話が多く、彼をからかって楽しんでいる。
ジャイロゼッター
搭乗するジャイロゼッターはヒッポカノン、eKワゴン、スープラ、シルビア、BRZ、セリカ、ハーピーシュミット(後者はコミカライズとアーケード筐体のみ)
ネタバレ
その正体は、ゴートの娘であるハルカの毛髪から採取された遺伝子によって生み出された複製人間…ようするにクローンである。
自身がクローンだと知り、自暴自棄に陥って独りで奔走するも、そこに敵でありながらお互いに好意を寄せていたシュンスケと遭遇してしまう。精神的に不安定だった彼女がシュンスケの言葉を聞き入れるハズもなく戦闘に突入。
ハルカ(本物)
40年後の未来である2053年の時代の人間で、ゴート博士の実娘。戦争の引き金となったジャイロゼッターを嫌っていたのだが後にビュートに搭乗し、過去に飛ぼうとする父とそれを止めようとする轟博士の争いを止めようとするも誤射で死亡したと思われた。だが機体の頑強さで重傷を負いつつも轟博士がすぐに病院に連れて行ったため命をとり止めている。
またゼノンの複製体ハルカとは対照的に清楚なお嬢様の雰囲気を持ち、病弱ではあるが大人しくて父親想いの優しい性格である。 TVアニメ及びコミカライズは所謂凝縮版であり、気候が穏やかな仙台シティーで暮らしていた。
コミカライズ版の最終決戦では再びタイムトリップしたりんねによって2013年に連れてこられ、父を説得することで彼の改心に一役買った。